こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
湿潤治療の巨匠
練馬光が丘病院 傷の治療センター 夏井睦先生から紹介され
当院で治療を継続した患者さんの長期経過を写真付きで報告したところ
夏井先生のホームページに掲載されました。
0歳9か月のとき、ティファール電気ケトルを倒して
腹部から下肢の広範囲に多量の熱湯を浴び、深い熱傷を受傷した患者さんです。
当院には受傷後8週で転医しました。
これだけ広範囲の深い熱傷を、手術しないで治せるなんて
10年前の私は思いもよりませんでした。
リンク先の写真はかなりショッキングかもしれません。
やけどの跡だって、消えたわけじゃない。
それでも
親御さんの頑張りと、本人の身体の治る力があって、ここまで綺麗になった
それは紛れもない事実です。
患者さんは2歳の現在、関節などの拘縮は一切なく
毎日元気いっぱいに走り回る、可愛い男の子です。
治る力を邪魔せず、後押しする治療。
それが湿潤治療です。
やはり、もっともっと広く世に知られてほしいと、心の底から思います。
患者さんの経過はこちらから閲覧できます。
※初期の画像はかなり痛々しいです。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。