首のいぼが気になる人へ | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

首のいぼ治療については、ホームページやブログでも何度か紹介して来たワタシ。

それらを見て受診して下さる患者さんもたくさんいらっしゃいます。

そして、急に連日真夏日フィーバー中の東京晴れ
装いも当然露出度の高いものに早変わりして、襟ぐりも広ーく開いたトップスになった方も多いことでしょう。
そうなると、気になりますよね、首のいぼ。

ただここで問題なのが、一口にいぼと言っても、
①今の時期治療してもじぇーんじぇん心配ないタイプ
②今から手を付けると、患者さんご本人がしんどいかもしれない…と二の足を踏むタイプが、
確かにあるという点。

まず①のタイプに分類できるのが、
指の先でつまめてピヨ~~ンと伸ばせるような、皮膚からの立ち上がりが高く、根元は細い形のいぼです。
図で示すとこんな感じ↓
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こういういぼは、ハサミでチョキンと切り取ってしまいます
少し血は滲みますが、すぐに止まって、夜にはお風呂にも入れることがほとんど。
後も、ほとんど目立たず落ち着いてくれます。
患者さんにも喜んで貰えてメデタシメデタシ。
なので、
「そうそう、私のいぼも、そんなカンジ!!」
と思った方は、今すぐクリニックへGOして下さってもノープロブレムです(ルー大柴?)

一方②のタイプ。
これは、皮膚からの立ち上がりがわずかで、個々のの大きさも1~2mm大と小さいいぼ。かなりたくさんあり、色も茶色つぽいことが多いので、触った時のザラザラ感と見た目は確かに「滑らかツルツル」な印象とは言えません。
治療を希望される方が多いのも頷けるのですが……これが色々と問題アリ汗

当院の場合、治療は基本的に炭酸ガスレーザーで行います。これは、組織を焼き飛ばすレーザーでいぼを一つ一つ丁寧に削る方法。いぼはその場で焼失しますが、傷は小さな「ヤケド」の状態なので、治っても割合赤みの強い跡が2、3ヶ月は目立つのです。しかも紫外線の影響や本人の肌質次第で茶色く色素沈着することもショック!

……そう、聡明なアナタにはもうお分かりですね。

今年の夏に間に合わせるのは難しい

のですあせるあせる

なので、このようなタイプのいぼが気になる方は、秋・冬シーズンに治療して、施術後の赤みが目立つ間は遮光を兼ねてタートルネックで隠しておくのがゴールデンコース合格と考えております。

今日だけでも3人ほど、こちらのタイプのいぼで今すぐの治療を見合わせることになり、ガッカリ顏をさせてしまいました汗
コリャ一言ブログでも書いた方が良いかなあと思った次第であります。

自分は②だなあと思った方は、特別な理由が無ければ、9月ごろになってからの受診がオススメですよー