もにっき

もにっき

Chu-Zを応援したり、アイドルや音楽について考えたりする。
注:この物語はフィクションであり、
実在の人物・団体とは一切関係ありません。
と、いうことになってます(^_<)-☆

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2015年7月5日リリイベファイナル@横浜ビブレ その2の続き…

夫婦の連携プレーで無事に最後の回の握手券も手に入れて、
いよいよ約10時間にも及ぶリリースイベントの最終回が幕を開けようとしていた。

昼の12時から始まって、最後の回が始まったのは午後8時だったので、
待ち時間中には、朝からいた観客には、さすがに疲労の色が見え始めている…
と思いきや、メンバーが登場すると全然そんなことはなく、
最後の回が一日で一番の盛り上がりを見せた。



最後はやっぱりいつもの見慣れたセーラームーン衣装。
うん、可愛いラブラブ
これは、サイレントサイレンのヒナンチュさんという人がデザインしたそうで、PVはフダンジュクのキャンチアキさんという人が監修したらしい。
という情報は、リーダー麻衣愛ちゃんが毎回冒頭にお知らせするので、誰か知らなかったが、すっかり覚えた。

パフォーマンスが始まれば、皆、今日最大の力を振り絞って応援する。
気づけば、会場は満員で、通路まで人がはみ出していた。多分、その場に100人くらいは来ていたんじゃないかと思う。
その日一番の熱気一体感を感じるライブだった。

曲が終わると、
ピンクの麻衣愛ちゃんを筆頭に、メンバーがそれぞれ今の気持ちと感謝の言葉を述べはじめた。

結成当時は、ライブをやってもメンバーの数より少ないお客さんしか集められなくて悔しかったこと、
メジャーデビューしても、なかなかファンが増えなくて停滞期に入ってしまって悩んだこと…
紫のるーちゃんは目に涙をいっぱい溜めていた。目
他のメンバーも会場の外にはみ出すほど集まったお客さんからの声援を受けて感極まった感じの表情。
ミクちゃんは、「ファイナルファンタジー」とか何かよくわからないことを言っていたような気もするが…)

メンバーからの感謝のコメントの後に、
「私たちがずっと、大切にしてきた曲です。聴いてください。」
麻衣愛ちゃんが言って、メンバーが縦に並び、
Choose My Lifeのイントロが始まった。
感動のフィナーレ…キラキラ
この曲も、私たちは生で観るのは初めてだった。



"存在自体が曖昧な明日を
「信じてる」なんて
笑われちゃいそだけど
それでもね…なんかみんなと一緒だから
たどり着けそうな
そんな気がしてるんだ…

夢が遠くて 壁が高くて
もうやめよう
諦めよう
そんな日もいっぱいあったけど

I choose my life
もう、振り返らないよ
「怖さ」なんて今更必要ない

I choose my life
今 そう決めたんだ
上がったり
下がったり
めちゃくちゃな道程だけれど

I choose my life
ほら みんながいるから
涙だって チカラに変わっていく…"


↓参考動画


凄い、もう、うるうるが止まりませんでしたよ。
最近知り合ったばかりなのにね。

なんだろう、この一体感は。
メンバーが言っている「みんな」って、私も含まれているの?

さすがに、2日間で7回、1日で5回も連続してライブを観たら、物覚えの悪い私でも全員の名前を覚えた。

握手会&撮影会では結局、調子に乗った顔で記念写真を全員と一緒に撮ってもらう。
あんなポーズ(「Chu-Zです!ゝ」)とキメ顔は何年ぶりにやったか。いい歳して、10歳くらいも若づくりした洋服を着て、私もつられてアイドル顔になっていた。
やっぱりそこでも、感動はなかなか伝えられず、もどかしかった。

最後の特典会は盛況で、周りでもいろんな会話が交わされていた。

「メンバーというよりヲタ友達に会いにきた」というサラリーマン風の男性や、大きなバッグを背負った高校の部活帰りのような若い男の子もいる。

ステージ脇の台では、背が高くてスタイルの良い美人な女性が男性スタッフと一緒に署名活動用のチラシ配りをしていた。

この女性も、最後のメンバーのパフォーマンスを見てボロボロ泣いていた。
ファンの1人とポスターの前で記念写真も撮っている…。

そうか!この人は、昔辞めたっていう、Chu-Zの7人目の人に違いない!背が高くてモデル体型の人だったというから。
きっとこの人は、私より年下だと思っていた。
後に、この人が40代の振付の先生だと知ったときは、心底驚いてにわかには信じられなかった。

リリイベ終了後に
緑のでんでんが作ってくれた動画がこちら。
ノッリノリ音譜の夫が映っているのがウケるw

今でもこの動画を見ると少しうるっと来ます。

このように、会場内は大変な感動と熱気に包まれていたのだけれど、
あくまでもここはCDショップの売り場の一角…。
一歩脇にずれればすっかり「外の世界」である。

通りすがりの若いカップルや女子高生なんかが、リリイベ会場をちらっと横目で見て
「え、なんのグループだろ?知ってる?」
「知らない。」
と、言ってから全く興味なさそうに通り過ぎていく姿が内と外の温度差を感じさせた。
CDを買いに来た様々な人がすぐわきを通り過ぎていったけれど、大半の人は一瞥するだけである。
ああ、これは、2週間前の私たちだなー。と思った。
色んな偶然が重なって私たちはたまたまあの時、ショッピングモールで足を止めたけれど、普通だったら、用事があったら見向きもしない。特に日常では絶対着ないような衣装を着たアイドルなら尚更。

「内側」に居るはずの私でも、やっぱり同じCDを何枚も買って何度も一人のメンバーと握手するために並ぶ人々の姿には慣れないものがあった。

こうした外界の風景にすっかり我に返った私は、10時間近く座る場所もなくずっと立ちっぱなしで脚がすっかり棒になっていることも手伝って、
特典会が終わってメンバーがはけるまで見届けたいという夫の恐ろしい希望には全く同意できなかった。
が、横浜から1人で帰るのは遠いということで、結局最後まで付き合う羽目に。
私はまるで忠犬モモ公である。

総じて、ライブはどれもとても楽しかったし、最後は感動的な終わり方だったし、特典会では普段見られないものが色々見られたし、大満足の1日だった。
この2日間で、我々夫婦はとうとう、このChu-Zというアイドルグループにドハマりし、この子たちが武道館に行くまで応援したい!と強く感じたのであった。

「Chu-Zとの出会い」編