みなさん立体刺繍をご存知ですか?

 

こんな感じです。

 

 

 ビオラの花びらの外枠にワイヤーが入っているので花びらを自由に曲げることができ立体的な花になります。

 

 
作り方は薄い生地の上にワイヤーを花びらの形に留め付けた後、ワイヤーを包みながら刺繍していきます。

 

ロングアンドショートステッチで微妙に花色を変え、最後に布から切り取ります。


小さなビオラは娘が刺繍したもの。

 

小さい方が刺しにくいのですが、きれいに出来上がってとっても可愛い。

 

娘は細くて緻密な作業が大得意で根気強さでは遥かに超えられています。

 

 

 この立体刺繍は17〜18世紀ごろのイギリスで流行ったようです。

 

ロンドンのV&A博物館の中にも少しですが刺繍が施されたドレスや立体刺繍が入ったものが見られます。

 

 

 

この繊細で美しい刺繍にはため息がでます。

 

ピーターラッビットの中の仕立て屋さんの話に出てくる服に似ていますね。

 

 

 

 
3枚目の写真ですが、どんぐりや服などに立体刺繍が使われています。
 

以前は刺繍を含めたテキスタイルの展示がたくさんあったようですが、現在、テキスタイル関係の多くは別の場所に保存されていて事前申請が必要なようです。

 

それを知らなくて前回見ることができませんでした。

 

次回はぜひリベンジしたいです。

 

 

ビオラのような小さな花の立体刺繍をベビー&子供服に取り入れてみようと思います。

 

春先にはUPできるようにしますね✨