2020年12月6日に開催された高橋 徳先生の講演会に参加して来ました。

そこで、ファイザー新型コ〇ナ ワクチンの90%超えの予防効果が『数字のマジックだった』というとても興味深い話を聞いて来ましたのでご紹介します。

 

【ファイザーワクチンについて】

講演で聞いて来た内容は、この写真のとおりです。

これを解説していきます。

 

(講演中に使用したスライドです。)

 

 

 

ファイザーのワクチンで行った試験の状況は、日経バイオテク(2020.11.11)からコピペします。

「第3相臨床試験は、18歳から85歳の4万3998例の被験者を対象として、BNT162b2接種群またはプラセボ接種群に1対1で割り付け、安全性と有効性を評価するランダム化観察者盲検試験(観察者である医師にのみ割り付けを隠蔽した臨床試験)。」

※BNT162b2は、 開発中のmRNAワクチン(開発番号:BNT162b2) 

※プラセボ接種群は、生理食塩水

 

このうち、43,998例のうち94人が新型コロナウィルスに感染したという報道でした。
(94人の内訳は報道ではでていませんでした。)

 

これを上記の試験の状況に合わせて2つのグループに分け表にしたのが、写真のとおりとなる。

(この表は、講演スライドの計算と同じだが小数点第二位まで計算した。)

 

 

この結果、ワクチン未接種で99.61%、ワクチン接種で99.96%が非感染者の割合ということになります。

よって、ワクチンを摂取していると接種していない人よりも感染するリスクが 0.35% だけ減少することになります。

 

ワクチンを打っても打たなくても、

感染しない確率は、99.6%以上 ということになります。

 

以上が高橋徳先生の講演内容でした。

なお、モデルナのワクチンについても同様です。

以下にスライドのみ掲載します。

 

 

 

 

高橋 徳先生

  統合医療クリニック徳 院長

  ウイスコンシン医科大学名誉教授