モモ | 大事なことは猫に教えられました

大事なことは猫に教えられました

自分のことが受け入れられず、罪悪感を感じて生きていました。それでも、大変な時は何故か救われてきて「生かされている」という思いに至りました。チャネリングを通して、宇宙の愛を感じ本当に、人は皆愛されている存在だと知りました。



『モモ』に登場する

ベッポじいさんに出会った


ベッポじいさんというのは

モモの大切な友達で

道路掃除を仕事にしているおじいさんだ


ベッポじいさんの仕事は

長ーい道をひたすら箒で掃き続ける

という単調でつまらない仕事だ


けれどベッポじいさんは

モモにこう語る


「先を見てはいかん

いま、目の前の道だけを見て

一心に掃除をするのだ

先のことやら後ろを振り返るのではなく

今だけに集中する事なんだ

すると、だんだん楽しくなってくる

そうするとあっという間に1日は終わり

後ろを振り返ると

見事にピカピカになった道がそこにはある

仕事というのはそういうものだ」


日々生活していると

つい全てをこなす作業になりがち

一つのことを

心を込めて行う

という事がなくなりつつある


で、話を戻すと

この前電車で出かけた時のこと


駅のホームの一部をデッキブラシで

お掃除しているおじさんがいた

思わずベッポじいさんを連想し

つぎに

なぜホームの真ん中を水洗いはてなマーク

と思ってチラッとその方を見た

同時に目が合った

するとそのおじさん

ニコッと笑って

指で上をさして上差し

「ハト、ハト」


なーるほど

ハトさんの

う⚪︎この片付けをしていたのか汗うさぎ


ご苦労様です、と頭を下げて

エレベーターに乗り込んだ


一瞬の出来事だけど

なんだか胸がほっこり

暖かくなった


その時3.4人の人が、

同じホームにいたが

そのおじさんに気づいたのは

私だけだった


先を急いでいたら

そんな事は

気にも止めずに

通り抜けたかもしれない


心に余裕を持つ花

日々の

ささやかな出来事にも

感動したり感謝を感じるスター

そんな生き方ステキだな笑