義勇!よくやった。
よくぞ最終選抜で生き残った。
お前が次の水柱だ。
これまでの功績が認められたのだ。
義勇:何が最終選抜を突破しただ・・・。
鬼は全て、錆兎が倒してしまった。
俺は何もできなかった。
義勇:錆兎こそが
水柱になるべきだった。
義勇:俺は、最終選抜を突破していない。
俺は、水柱にふさわしくない。
そう思っていたのに。
炭治郎:義勇さんは
繋いでいかないんですか?
錆兎から、託されたものを。
炭治郎・・・。
お前から、曇り一つないまっすぐな目で
そう言われた時。
思い出したんだ、
錆兎との約束を。
しのぶ:冨岡さん!
義勇:胡蝶か。どうしてここに・・・。
(注:ここはお館様のお屋敷の一角です。)
しのぶ:お館様に呼ばれまして。
しのぶ:聞きましたよ、冨岡さん。
柱稽古に参加されるそうですね。
どういう心境の変化です?
冨岡:別に・・・。
友との約束を思い出しただけだ。
しのぶ:ふふっ。
なんにしても、冨岡さんがやる気に
なってくださったことは
喜ばしいことですよ。
しのぶ:ですが、私は今回の柱稽古には
参加できません。なので、
私の分もよろしくお願いしますね。
冨岡:なぜだ?
しのぶ:私は、他に
やらなければならないことが
あるものですから。
しのぶ:ねえ、冨岡さん。
もし・・・、
鬼のいない世界になったら、
何をしたいですか?
義勇:さあな?
そんなことは考えたこともない。
しのぶ:あらあら。
つまらない答えですねー。
義勇:なら、胡蝶はどうなのだ?
しのぶ:私は・・・。
しのぶ:学校とやらに
行ってみたいです。
義勇:学校・・・?
しのぶ:世の中には、
まだまだ未知の薬草があります。
もっともっと勉強して、
たくさんの知識を得たい。
そうしたら。
しのぶ:いつか、お館様のご病気も
治せるかもしれないでしょう?
しのぶ:待たせている人がいるので、
もう行かなくては。
冨岡さん、お元気で。
義勇:胡蝶❗️
冨岡:俺たちの手で、
鬼のいない世界を実現しよう。
しのぶ:ええ、必ず!
学校か・・・。
意外な答えだったな。
鬼さえいなければ、
きっと胡蝶は、普通の女子の暮らしを
していたのだろうな。
胡蝶だけではない。
俺も、炭治郎も、
家族を失った他の者たちも、みな・・・。
俺は水柱
鬼舞辻無惨
お前は俺たちが必ず倒す
必ず!!
はい。
おしまいです。
いやー、この劇場は
大変でした💦
なかなか、なかなか、
まとまらなかったんです
でも。
自分は柱にふさわしくないと
思っていた義勇さんが、
炭治郎の言葉をきっかけに
水柱である自分を受け入れて
新たに再出発を切るところを、
なかなか良い感じで
描けたのではないでしょうか✨
そして、しのぶちゃん。
彼女がこの時置かれている
状況を考えると、切ない・・・。
この時、しのぶちゃんは
すでに計画を進めていて、
待たせている人はあの方ですね。
(原作をお読みの方は
ピンっと来ていただけるかな。)
そんな中で、彼女が語る
鬼がいなくなった後の夢。
義勇さんはそんなことは
つゆ知らず、
俺たちが実現しようというのです
それに、迷いなく
『ええ』と答えるしのぶちゃん。
たとえ
その世界に自分はいないのだとしても。
その辺りの心の動きも
感じていただけたら
嬉しいです。
はっ。
義勇さんのお誕生日なのに、
また湿っぽくなってしまいました。
ごめんなさい🙏
今日は、義勇さん推しの方々から
たくさんの記事があがりますね。
皆様のお祝い、楽しみにしております。
(最近なかなかブログにも
訪問できなくて💦申し訳ないです。)
ではでは、この辺で。
お読みいただき、
ありがとうございます