時の流れ早く 春の風が吹けば 言葉で表せない程の 気持ちで門をくぐった

ここまで歩んで来た道は 夢でも幻でもないんだ
良い事ばかりじゃないけれど 悪い事ばかりでもない
誰もが一度はくぐる道 花に包まれた門出道
それぞれの夢を抱いて 新たなる道を行く

不器用に歩んで来た道だけど 決して振り返れぬような道じゃないんだ

つまらない授業聞きながら 教科書の隅に書いた夢
たとえ教科書が褪せたって 今も変わらずこの胸に
休憩中の渡り廊下 好きなあの娘とすれ違えば
話しかけようか止めようか 頭の中は真っ白

時の流れ早く 春の風が吹けば 言葉で表せない程の 気持ちで門をくぐった
寂しくなんかない 悲しくなんかない 小鳥たちが僕等の為に 祝福の唄を歌う

いつも先生を怒らせて 机ごと廊下に出された
迷惑ばかりかけた事を 詩に込めて謝ります
六時間の授業の中で たった一つ覚えた事は
心の内をさらけ出せる 仲間作りをする事

嘘っぱちだらけの かすんだ世の中で
出会いと別れ繰り返して また一歩大人になる
あの日は戻らない ならば前へ進め
胸に焼き付いた思い出が 僕等の背中を押すよ

時間と共に 形は変わり行くけど 思い出達は ずっと僕の宝物
どこか遠くに 逃げては隠れてみても
黒いお日様 ずっと僕の後ろを付いて来る
だから
嘘っぱちだらけの かすんだ世の中で
出会いと別れ繰り返して また一歩大人になる
あの日は戻らない ならば前へ進め
胸に焼き付いた思い出が 僕等の背中を押すよ

固い話なら止めにして ハメを外して写真を撮ろう
いつの日かまた会える時は この場所で笑ってて