NPO法人 mommyfordogsのブログ -8ページ目

ご支援お願いします。

先週末に被災地の福島県と宮城県に行って来ました。
現地入りして実感したのは
「通常のレスキューと違い、助けてあげたいという感情だけではレスキューできない。」
ということです。
既に数団体の愛護団体さんがレスキューに当たられています。
当団体も現地入りの際は、既にレスキューに当たられている団体さんと協力させて頂くお話はしています。
奈良県内で長期的に保護出来る場所の選定も現在進めています。
原発の関係で30km圏内立ち入り禁止措置が執られています。
それでも原発から20km圏内より内側まで今回一緒に同行していたグループの方は入りました。
何故は入れるのか…
「動物のレスキューに来ました」と検問所の警察官に伝えれば大目にみてくれたからなのです。
しかし…
あまりにもブログで「何km圏内に入ってレスキューしました」と大々的に書いて転載の転載で拡大してしまったことが逆に地元住民さんの反感を買う結果になってしまいました。
地元住民さんはたとえ自宅があってもなかなか入れないそうです。
個人的に、地元住民さんの事を考えれば当たり前のことだと思います。
今回、当法人はきちんとした許可を取得して保護しようと思っています。
命を救う為なら何かを犠牲にする事はあるかも知れませんが、地元住民の方のお気持ちを考えると、犬のため!という理由で全てが許される訳ではないと考えています。
何㌔圏内まで入って命を助けて下さっている団体さんには頭が下がります。
しかし、空き巣被害がたくさん報告されている現状で、私は無許可の立ち入りは今後の救えるであろう命さえ救えなくなる危険を含んでいると思います。

先週末のレスキューでは運良く5頭のワンコを連れて帰ってくることができました。
4匹は、飼い主さんの現状が不明の子達です。
この子達は関東の団体さんが現在も保護されています。
もう1匹は避難所の外にいたダックスのアダム君という男の子です。
この子は、飼い主さんが片付けが済めばすぐにでも一緒に生活したい!というお話なので、無理を言って関東のペットホテルさん(リーベ&フリーデン様 http://ameblo.jp/liebe-frieden/)にボランティアで預かって頂きました。

今月末にもう一度現地へ向かいます。
繁殖場崩壊や通常のレスキューのように予め保護するワンコの頭数がわかりません。
ただ現地に残されているワンコは中型犬以上の子達です。
その上保護してもすぐに里親さんを募集するのではなく飼い主さんを捜すことになります。
預かりさんも通常の一時預かりさんではなく、長期での預かりが可能な預かりさんが必要です。
保護~輸送の際もかなりのケージが必要になります。
保護するすべてのワンコはスクリーニングをしていただいてから被災地から連れ出すので放射能の心配は一切ございません。
しかし、飼われていた状況がわからないので全頭ワクチン接種・狂犬病予防接種もしなければなりません。
それ以外にも治療が必要な子も少なくないと予想されます。
そこでみなさんにご支援をお願いできませんでしょうか?
必要なものは…
・中型犬以上が入る折りたたみ式のケージ30台
・ドッグフード8kgぐらいのドライフード50袋
・関東方面での預かりさん30人程度
・一緒に現地で活動してくれるボランティアさん最低2名1組で車を出していただける方10~15組
・場所が確保出来た際の水道と電気の引込工事の費用や犬舎の設置費用に使用させていただける支援金100万円(これにつきましては、土地が確保出来次第、明細を掲示させていただきます。)
・活動に必要なガソリン代や医療費等に使用させていただける支援金50万円以上
・宮城県・福島県内で空き倉庫や空き店舗等を無償でお貸しいただける方

数量や金額をあくまでも今月末に現地へ向かうに当たって最低限必要であろうという数字です。
現在4月24日からの活動を予定しています。
上記の目標から大きくかけ離れていた場合は活動開始日をやむなく延期する場合がありますことを、ご了承くださいますようお願いいたします。

物資の送付先については下記までお問い合わせ下さい。

NPO法人 mommy for dogs
09036292824
npo-mfd-nara@ezweb.ne.jp

支援金の口座につきましては通常の寄付金との区別をつけるために、今回新たに開設した下記口座にお願いします。

ゆうちょ銀行
記号 14170
番号 84557341
特定非営利活動法人 mommy for dogs
とくていひえいりかつどうほうじん まみーふぉーどっぐす


いただきました支援金につきましては当ブログでイニシャルにてご報告させていただきます。
物資に関しましては、各支部ごとにご報告させていただきます。



東日本大震災で被災され避難所へ避難されている方の犬ネコの預かりにも当たろうと思います。
そのための情報を集めたいと思います。
どんな情報でも結構ですのでお寄せ下さい。
また、救済要請用のメールフォームも作成致しましたのでご利用くださいますようお願いいたします。
PC用
http://ws.formzu.net/fgen/S85727199/

携帯電話用
http://ws.formzu.net/mfgen/S85727199/

QRコード


お送りいただいた個人情報に関しましては今回のレスキュー・預かり以外には使用いたしません。
現在福島県南相馬市原町区の方からご相談をいただいております。

東北地方太平洋沖大地震についてのご協力お願いします!

ご協力お願いします!

転載もお願いします!


各支部等での話合いの結果、当法人も保護活動に参加するよう働きかけることとなりました。

しかし、当法人としては、危険な地域への無防備な進入や保護場所がないのに保護するという形は出来ないと思っていますので、保護出来る場所が確保出来れば、行政等に許可や申請をして活動をしたいと思っています。

その為の行政等への話合いも現在進めています。

わんちゃんや猫ちゃんの移送手段は確保できました。

フードやゲージ等は、おいおい必要数が確定次第ご協力お願いしたいと思います。


取り急ぎ必用な事は、保護した子達が生活する場所となります。

毎日の様に現状が変化するので場所の確保については、これだけのわんちゃんや猫ちゃんが生活出来る場所!という把握が正直出来かねる状況です。


法人の方でも、あちこちに声かけはしています。

皆様にも、情報を頂ければと思います。


☆出来る限り福島近辺

☆廃校や廃園や廃工場等の屋根がある場所



わんちゃんや猫ちゃんの移動距離を考えるとどこでも大丈夫です!とは言えない部分もあるのですが、どんな些細な情報でもかまいませんので、あの場所はどうだろう?という情報をお願いします。


その後の交渉等は当方で責任を持ってさせて頂きます。


また、頂いた情報は今回の保護場所の確保以外には一切使用致しません。


NPO法人 mommy for dogs

理事長 畑山あい

09036292824

npo-mfd-nara@ezweb.ne.jp





東北地方太平洋沖地震の現地いりについて

金曜日から、他の団体さん達と一緒に現地に行ってきました。
本当に色々な事を考えさせられ、自分達の行動が遅かった事を後悔しました。
今から、私たちに出来る最善の事はどんな事であるのか、きちんと話し合い考え、みなさんにご報告とご協力をお願いする事になると思います。
具体的な案が出た段階で、書かせて頂きます。

今回で改めて感じた事は、活動には気持ちだけではなく、経験だけでもなく、本当に仲間が大切であるという事。
そして、現実にはお金も必要であるという事。
実際にどんなボランティア団体でも寄付金や助成金で全てがまかなえている団体は数パーセントだそうです。
私の周りの動物愛護の団体では寄付でまかなえている団体はゼロです。
みんな、自分の働いたお給料から活動費を捻出しています。
だからもちろん、お仕事を休む事は活動を継続できなくなる事になるのでできません。
だから、寄付をたくさん下さいと言っているわけではないんです。
動物愛護に限らず、みなさんに知って欲しいです。

ボランティアって、当たり前のありがとうって言葉や気持ちでいっぱいなんです。
ありがとうって気持ちを共有できる喜びが大切なんです。

今回の震災で家族を亡くされた方がいます。
その方の気持ちを本当に分かる事は当事者や経験者にしか分からないかも知れません。でも、動物愛護の方面からでも何か出来る事はあると断言できます。


人の命や気持ちを無視して、動物愛護の活動をしてる人や団体なんていないと思います。

でも、助かった命に人も動物も関係ないのではないでしょうか。
みんなが出来る分野で協力し、一日でも早くみんなが笑顔になるように協力するのが大切なのではないでしょうか。


今回の現地で協力させて頂いた方のご報告は事務所に戻り次第ご報告させて頂きます。

独りよがりな発言で申し訳ございません。
信念は曲げれませんが、みなさんと意見を正直に話し合い、わかり合いたいのでご指摘も喜んで受けたいと思います。