日曜、メンバーのユカくんファミリーが宮崎から帰ってくるということで空港まで迎えに行き、感動(!)の対面を済ませた後、久しぶりに家族でビーチへ出かけることに。

風が強いということは分かっていたけれども、オアフ島東部のワイマナロ・ビーチへ行くことに決め、いざドライブ。サンディ・ビーチはかなり風が強くボディ・ボーダーたちで埋めつくされています。それからマカプウを経て、ワイマナロへやって来ました。波が荒いので「泳げないかな…」と思いつつ、クラゲ注意のサインも出ていたので、「ちょっとビーチでリラックスして帰ろう」ということに。

ビーチマットを敷いて日焼け止めを塗っている間に、娘が波打ち際まで走り出し、アッという間に事件が起こりました。海まで入っていないはずですが、娘が「ギャーッ」と大泣きして、「ジェリーフィッシュ(クラゲ)!」と言って戻ってきました。どうやら右足の甲を刺されたようで、主人が娘を抱き猛ダッシュでライフガードのもとへ。

ふたりがいなくなってから、「クラゲじゃなくてカニに突かれたんじゃないか?」と、彼女の足跡を辿りました。すると小さな穴に何かが隠れていくのが見え、クラゲの姿は確認できません。半信半疑でふたりを待っていましたが、戻ってくるなり「レッツゴー」と、ビーチグッズを片付けて急きょ引き返すことに。娘は「痛い、痛い」と泣き続けています。確かにクラゲに刺されたようで、足は赤く腫れていて、ライフガードに酢スプレーをかけてもらった上から温パッドをかぶせていました。娘は痛くて痛くてたまらなく、今まで見たことのないような悶えようです。こんなとき、私たちが痛みを変わってあげられたらいいのに、何もできないもどかしさ。

途中でストアに止まり、酢を買ってさらに足にかけ、知人にお湯をもらって足にかけたり湯の入ったボトルを充てたりを繰り返す処置。「グー、ダー、バーバ…」と痛さのあまり言葉にならない娘。「腕にぎっていいから。つかんでいいから!」と、娘を抱き上げて私の腕をもたせましたが、彼女はつかむことなく自分で痛みと戦っていました。

そのうち痛みがやわらいだのか、泣きつかれて眠ってしまいました。

主人とふたりで、「クラゲのサインが出ていたら、ビーチも侮れない。今後は絶対に引き返そう」と決めました。

クラゲに刺されたら、水ではなく温めるということ、そして酢をかける、さらに一ヶ月はクラゲの神経で痛みが戻る場合があるので、毎日様子を見ること、などが注意点です。※ただし、ポルトガル・マン・オブ・ワーという種のクラゲは酢をかけると悪化するのでタブーです。ライフガードに確認してください。

家に戻ってぬるま湯に浸からせてしばらくすると、彼女は元に戻っていました。足の甲には赤い線が3~4本交差しているのが見えますが、今日は元気にプリスクールへ通っています。

みなさんもクラゲの看板を見たら、そのビーチへは行かないようご注意ください!

マミー&ミーマガジンブログ-くらげ