新型インフルエンザ(Swineflu)が全米を震撼させました。その後、「当初予想されたほどの深刻な脅威ではないのではないか」との見方が1日、相次いで浮上。AP通信によると、米疾病対策センター(CDC)インフルエンザ予防局長ナンシー・コックス氏は、今回のウイルスについて限定的な分析結果と前置きしつつ、「1918年に大流行し、多くの死者を出したスペインかぜのウイルスのような強い毒性につながる遺伝子的特性を欠いている」と述べました。ニューヨークのブルームバーグ市長は、1日の段階でも同市で発生している感染が、当初の私立高校など数校にとどまっていることを挙げ、「現在のところ、新型インフルエンザはさほど心配する必要はない」と述べました。オバマ大統領はたとえ毒性が弱いとしても、その後変異する可能性があるとして、「われわれは真剣に対策に取り組んでいる」と強調。
娘の通うプリスクールでは、緊急のペーパーが配布されました。そこには、とにかく手洗いを敢行すること、石鹸でしっかり手を洗ったあとはタオルではなくペーパータオルなど使い捨てのモノを使用、そして咳が出たときは手をつかわずティッシュを使うこと、むやみに目や鼻をさわらないこと、などといった項目が書かれています。また、英語ですがwww.cdc.gov/swineflu/サイトに詳細が出ています。さらに、www.khnl.comのSwine Flu Newsも詳しく取り上げられているので要チェック! 感染元のメキシコ旅行を計画していた多くのアメリカ人が次々にキャンセルし、旅先をハワイに変更している、とのニュースも続報で流れました。