今日は久しぶりに筋肉のお話です💪
よく筋肉がつる人いますよね?
まず知っておきたいのが、筋肉がつる仕組み☝️
筋肉には、過剰に伸びたり縮んだりしないようブレーキをかけるセンサーが備わってるんです。
伸びすぎを防ぐのが筋繊維の中の筋紡錘(きんぼうすい)で、筋肉が引き伸ばされると縮めと指令を出します。
一方、腱の中の腱紡錘(けんぼうすい)は、筋肉が縮みすぎると緩むように指令を出すんです。
通常はこの筋紡錘と腱紡錘が働いてバランスをとっていますが、腱紡錘の働きが鈍くなると筋肉が収縮しつづけてつってしまうんです💦
筋肉がつる、その他の原因は電解質の異常があります。
電解質とはマグネシウムやカルシウム、ナトリウム、カリウムなど水に溶けると電気を通すミネラルなどの物質で、神経が情報のやりとりをする時に使われます。
特に筋肉の収縮の調節に関わっているのはマグネシウムとカルシウム。
不足すると神経伝達に支障が生じて腱紡錘の働きが鈍くなり足がつる原因になります。
また、加齢や疲労、脱水、冷えなどによってもミネラルバランスはくずれ、同じ仕組みで足がつる事があります。
よく、就寝中につる人もいますが何故でしょうか?
通常、寝ている時は腱紡錘の働きが低下します。
でも、筋肉が疲労していると筋紡錘も腱紡錘も過敏な状態になり、さらに誤作動を起こしやすくなっています。
それに加えて睡眠中は自然につま先が外側に伸びるので、ふくらはぎが少し縮んだ状態になるのもつりやすくなる原因です。
更に、睡眠中は汗をかいてミネラルバランスがくずれやすいうえ、冬場には布団から足が出ていたりして足が冷えると、血流が滞って電解質が運ばれにくくなり、これも足がつる原因にもなる💦
年齢的には、高齢者の人が特につりやすいイメージがありますよね?
加齢とともに睡眠時の足のつりは増える傾向はあります。
加齢に伴って腱紡錘のセンサーが衰えることと、足の筋肉量が減るためです。
筋肉量が減ると、血流が滞って電解質も運ばれにくくなり、ちょっとした日常動作でも足に負担がかかるので筋肉疲労が蓄積し、つりやすくなります。
さらに加齢とともに、血行不良による冷えや、動脈硬化、病気などからくる神経障害などの要因も重なりやすいので、足がつることが増えるのです
これからの季節では、熱中症の前兆である事も考えられます。
熱中症は体に熱がたまり、体温が下がらなくなってさまざまな障害が起こる状態。
通常は体に熱がたまると汗をかいて蒸発させて熱を外に逃します。
水分が足りないと汗がかけないので熱を下げられず熱中症になりやすくなります。
水分不足のときは電解質のバランスもくずれ、足がつりやすくなります。
ですから足のつりは熱中症の初期症状の可能性も。水分とミネラルを補って予防をしてくださいね♬
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