こんにちは!
ふじもりです W(`0`)W
ただいま飛行機内、福岡上空であります。
(※記事編集時現在)
スリランカでは、本当に濃い時間を過ごさせて頂くことができました。
中でも、個人的に一番のハイライト
『アーユルヴェーダドクターによる診断とトリートメント体験』
について、報告させて頂きますっ。
場所は、スリランカにある海辺の街、ゴール。
海が青いです!←当たり前笑
山生まれ山育ちのふじもりにとっては、まさに憧れのロケーション。テンションぶちアゲ↑↑↑でした。笑
トリートメントを受けに、社長が今まで会った現地のドクターの中でも、特に詳しく誠実に説明してくれるドクターがいる、人気のアーユルヴェーダセンターに行ってきました!
まず、ドクターからのカウンセリングを受けます。
ドクターは脈診や視診、問診などをしながら、体質やバランスの乱れ、病気を見極めます。ドクターは、体質診断で好きな色や味まで分かってしまうそうです!
☆体質診断☆
体質は、生きるために体の中で働いている、ドーシャと呼ばれる三つのエネルギー
・ヴァータ(空気と空間/冷・乾・流・...)
・ピッタ(火と水/熱・鋭…)
・カパ(水と大地/冷・湿・油…)
のバランスで診断されます。
この3つのドーシャ、ヴァータ・ピッタ・カパは、食べ物や環境によって、常に、体のなかで増えたり減ったりします。
どれかが増えると、一方でそれに対するエネルギーは減る関係にあります。
例えばわたしのように、スリランカという暑い環境で辛いものを食べ過ぎると、火の要素(熱、鋭…)が体に取り入れられ過ぎてしまいます。この状態が続くと、ピッタが強くなり過ぎていると診断されます。頭に血が上りやすくなる、肌に赤みや痒みを伴う湿疹などの症状が出ます。
私のこの時の体質は、火と水の"ピッタ"と、水と大地の"カパ"が優勢でした。
普段は風と空間のヴァータが優勢なので、意外な診断でした。本当に、環境によって体質は常に変わるんだなあと実感しました!ちなみに、私は青と甘い味がすきなのですが、見事にドクターに当てられました...!ドーシャは好きな色や味にまで影響があるんですね!
ドクターによると、ドーシャのバランスの乱れによる目立った病気は特になく、ふじもりはいたって健康でありました!
ただ、"ピッタ"がやや優勢なので、リラックスして頭をクールダウンすることを勧められました。
そして、ふじもりがやったコースは…ヘッド&フェイシャル!
使うオイルやパック、顔用のスチームに入れるハーブの調合も、全て、ドクターがわたしの体に合わせて考えてくれるんです!
わたしは、頭に、もみの気でも人気のトリファラオイルを使ってもらいました。
頭のマッサージは直接脳の神経に働くので、3つのドーシャのバランスを整える効果があります。
こんな感じでパックされました笑
パックには、サンダルウッド、コクン、カストリカハ、ヴェニエルなど、わたしのドーシャのアンバランスによる乾燥や吹き出物などの肌トラブルに合わせて選ばれた、たくさんのハーブが入っていました!
そう言えば、パックの前に、フェイシャルマッサージとスチームがありました。
ベッドの頭の位置にある穴に、うつ伏せの状態で顔をはめると、穴の下に設置されているハーブ鍋からの蒸気が顔に当たって、とても気持ちよかったのです、が…
ハーブ鍋の中には、ニンニクも入っていたので、美味しそうなスープのような匂いにしばらく包まれました(^^)
それはそれでリラックス…?笑
ちなみにハーブ鍋には、ニンニクの他に、コリアンダー、レモンの葉、ニカ、アーダトーダが入っていたそうです。スープやん、もう。
マッサージを受けている間は、頭の中がどんどん静かになって、起きているような寝ているような、ほぼ何も考えていない、いわゆる瞑想状態に近い感覚でした。
直感的に、バランスが取れた状態に近いような気がしました。
バランスが取れている状態とは、
体や心に何の違和感もなく
自分は安全だと確信できて
安心感に満たされた状態だと納得することができたのと
どのような状態がバランスをとれているかは、バランスがとれて初めて実感、理解できることなのではと思ったからです。
ドーシャのバランスが乱れると、それぞれのエネルギーが、不安感や焦りや苛立ちを引き起こすそうなのですが、普段慢性的に感じている些細な不安感は、当たり前になりすぎて気がつかないことが多いので、自分がバランスを取れているかどうかどう判断すべきなのか、それまでは分かりませんでした。
これからわたしは、この時の記憶を基準に、今の自分のバランスが乱れているかどうかを判断することができるので、ここでのマッサージは、本当に良い体験でした。
"体のバランス"について、考えてみました。
例えば、
ボールの上に三角形の板を乗せ、
さらに自分がその上に乗っているとします。
非常に不安定です。
重さが偏って板が地面に着いてしまうと、体が落ちてしまいます。
何とか板が地面に着かないようにしても、やや傾いている状態では落ち着きません。
体のバランスの場合
自分が乗っている三角形の板のそれぞれの角に、3つのドーシャの
"ヴァータさん"(空気と空間/冷・乾・流・...)
"ピッタさん"(火と水/熱・鋭…)
"カパさん"(水と大地/冷・湿・油…)
が乗っているとします。
辛いものを食べると、ピッタさんが増えて膨らんで、三角形の板がピッタさん側に傾きます。
その傾きを戻すには、熱と反対の冷たいものを食べて、火の熱を下げることでピッタさんを減らすのと同時に、冷たいものでヴァータさんやカパさんが増えるので、傾きが戻ります。
わたしが今まで
"体のバランスをとる"という言葉は、ぼんやりとしていてよく分からん!
と思っていたのは、体の何と何のバランスを取ればいいのかわからなかったからでした。
でも、アーユルヴェーダの観点で体をみると、体の3つのドーシャのバランスを取ればいい、という具体的な感覚で体の調子を整えることができるようになりますね!スッキリ!
食べ物や環境、日々の過ごし方で、ドーシャのバランスをとる工夫をすることが、体のバランスをとるということだと思うと、体のバランスという言葉が、現実的に感じてきました。
間も無く当機は着陸態勢に入ります。
最後に、ゴールの海の朝日をお届けして、アーユルヴェーダ日記は終わりにいたします。
駄文乱文失礼いたしました。
それではみなさん、スリランカで少し成長してきたふじもりのこと、また、よろしくお願いしますね!
スリランカ祭り、お楽しみに!
たくさんの方のご来店、お待ちしております♫
アーユーボワーン!