サラの増幅レベルが50になりました。

とりあえず以下に証拠の動画を置いておきます。

 

 

動画の内容が意味不明な方もいらっしゃるかと思いますので簡単に解説。

 

・コマンダーモード時の回復量による増幅レベル判断(動画前半)

 この方法はペシェ氏の解析サイトの計算式をもとにしています。内容をこちらに転載することは出来ないので、詳しく知りたい方は以下のURLへアクセスして各自で調べてください。動画ではポールの自動回復量から増幅レベルを割り出しています。(どうでもいいことですが、ミンサガの恐竜毒盛りを思い出します・・・)

「GameCenter GX 攻略・解析(管理人:ペシェ氏)」

https://gamecentergx.at-ninja.jp/

 

・ダメージ量による増幅レベル判断(動画後半)

 この方法はうるちまにあ氏の公開しているダメージ計算機から算出したダメージ量から判断するものです。動画では「ようせい」の龍神烈火拳のダメージ量から増幅レベルを割り出しています。

 動画で示しているようせいのステータス(体術レベル50腕力36素早さ25)でアスラ(体力30打撃防御21)に龍神烈火拳を放つ場合、増幅レベル49なら7,150~7,298、増幅レベル50なら7,190~7,339のダメージを与えることが出来るので、7,299以上のダメージを出すことが出来たら増幅レベルが50になっていると言えます。従って、動画のダメージ量から増幅レベルが50に到達していると言えるでしょう。

 

 

 これで増幅レベルに成長補正が無くとも50に到達できることが明らかとなりました。では、どのようにすれば50になるのでしょうか。

 その方法は不明です(は?)。というのも、気付いたら50になっていたという感じだったので。自身はヤマ戦で50に到達できるかと考え、エレンとロビン(細)の弓レベルを活用して、ヤマの上昇レベルを判別しようとしていました。

 エレンの弓レベルの成長補正は0、ロビン(細)は1なので、どちらもレベルを49まで上げてからヤマと戦闘を繰り返すことで、エレンが50になれば上昇レベル41以上、ロビンしか50になることができなければ上昇レベル40と見做すことが出来ると考えました(もちろん戦闘カウンタが0の状態での調査)。もともと長期的な調査を行うつもりで1,000回ぐらい戦えばいいかなと考えていたのですが、それにとりかかる前に増幅レベルを確認してみるといつの間にか50になっていて唖然としました。

 上の動画を撮影した時点で、暗闇の迷宮の追加モンスターで倒していたのは「スフィンクス、蒼天女、トウテツ」のみです。この3体のうち、どれかが上昇レベル41以上だったのかもしれませんし、全く別の要因で増幅レベルが上昇したのかもしれません。本当に訳分かりません。どなたかリマスター版の上昇レベルを解析してくれないですかねぇ・・・?

 

 

 あと一点、よく分からないバグっぽい挙動に遭遇しました。

 ロビン(細)が弓レベル49になってからほどほどに戦闘を繰り返し、セーブしてリセット(アプリ自体を終了)しました。その後、ゲームを再起動して先ほどのデータをロード、その直後のゴールデンバウムと1回戦闘した時に弓レベルが50になりました。

 これは戦闘カウンタのカウント量がリセットしても保持されているというわけでもなさそうです。というのもゴールデンバウムの上昇レベルは33で、弓レベル49のロビンがゴールデンバウムと戦って50になるためには、事前に最低でもおよそ90回ほど戦っておかないといけません。アプリを強制終了する前に90回も戦闘した記憶はありませんし、これについてもなぜ上昇したのか理由が分かりません。

 このような妙な挙動が確認されるように、サラの増幅レベルが50になったのも内部値のバグじみた挙動が引き起こしている可能性があることも否定できません。どんな理由にせよ、他に増幅レベルの成長補正無しキャラをカンストさせた例が出てきたら、もう少し明らかになることも増えるのではと思います。

(2020/11/06この挙動についての追記)

 再び似たような挙動に遭遇しました。マスタードビーを相手にツィーリンの小剣・槍レベルを上げていた際のことです。レベルが48になってから6戦後に49になりました。もうこれはバグではなく上昇判定式に変更が加えられたと考えていいかと思います。恐らく下に記しているような処理に変更されているのではないかと思います。

 また、リマスター版の増幅レベルでカンストしたという書き込みを某所で見つけました。そこでは控えも戦闘カウンタが機能しているのではないかという推測をされていましたが、多分機能していません。戦闘に立たせているキャラの武器レベルが相当数カンストした時点で、サラの増幅レベルは48でした。もし控えにも戦闘カウンタが機能していたら自身のサラは大分前にカンストしているはずです(それとも極端に運が悪いか)。なので、レベル上昇判定式に変更が加えられていると自身は考えています。増幅レベルはとにかく気合で上げるしか無さそうですが、どのようなキャラでも必ず50に到達出来ると思います。

 

 

(以下追記)

 あれからパーティ内で増幅レベルカンストのキャラがいないか調べていたのですが、なんとウンディーネもカンストしていました。

ウンディーネを控えに置いて・・・

ようせいの龍神烈火拳(ステータスは上の検証動画と同じ)のダメージ量が7,299を超えているので増幅レベル50確定です。

 

 ウンディーネを控えに置いてアスラやマスタードビーを長期間狩っていたことはありますが、追加モンスターを倒したことがあるかはよく覚えていません。増幅レベル上昇の判定式は本当に謎ですが、バグというよりも上昇の条件が変更されている可能性が高いと思います。

 例えば、カエル研究室の能力成長に関する記述を参考に、上昇判定の条件式から得られる確率の分母の値がさらに細かくなっているのかもしれません。これはあくまで想像の話ですが、SFC版の1/256の確率がリマスター版では4/1024といったように変更されており、「上昇レベル+戦闘カウンタ補正」と現レベルの差分が-9を超えると1/1024~3/1024というようなっているのかもしれません。もし1/1024だと0.1%未満なので、普通にプレイするだけではなかなか狙って引けるような確率ではありませんし、上昇判定式が変更されていることに気付かなくともおかしくありません。また、乱数の取り得る範囲も大きく広がっているので、SFC版と同じ方法で乱数調整が成功しなくとも不思議ではありません。この内容に加え、上昇判定式の「境界値>乱数+1」の中の+1がリマスター版では除外されている可能性もあります。これにより、上昇確率の分子が1であっても上昇判定が発生するようになっているのかもしれません。

 各種レベルの上昇判定の最低確率が1/1024で、上昇判定式も「境界値>乱数」のように変更されているのであれば、上述のロビンの弓レベルが予期しない時に上昇したのも内部計算式の仕様変更によるものだったということで納得できます。まぁ妄想の域を出ない推測です。何にせよ、今後のロマサガ学会員の研究が進むことを願うだけですね、自身の力ではこれ以上の調査は無理です。

 

とりあえずロマサガ3のやり込みは終わりです。ラスレムのやり残しについてはもう少し先に再スタートする予定です。