留守がちな夫と
お支払いは多分5000円くらいでした。
虫くらいの大きさのチワワと
ほとんど
ソファの上で暮らしている私の
そんな我が家に2%程度の増税など
たいした影響はありません。
食品は据え置きだそうだし
外食は食べ貯めなどできないし
買い物はネットからか
外ではクレジットか交通系ICで
済んでしまうことが多い。
日々の暮らしで現金を使うことが
ここ数年そもそもないので
テレビで盛んに
アレが特だのコレが必須だの
特集されていても
どうも遠くに感じでしまう話題でした。
むしろうちのような世帯には
国の施しのような恩恵は無くて当然、
増税が嫌だなどと
口が裂けても言えない！
常に常にお支払いするのみ ( 主に夫が )！
お支払いさせていただきます ( 夫が ) ！
もうそんな意識で日々暮らしているので
心おだやかに
甘んじて受け入れる、
言うなればそんな心境でした。
だけどしかし。
私は未熟です。
増税前日。
9/30は1日仕事でした。
18時前に帰宅して
teteのお世話をして
さっそくソファに転がり
テレビをつけると
夕方のニュースはどこの局も
翌日の増税までのカウントダウンを
まるで年越しのように表示して
その辺のスーパーなどから中継してみたり
国民をあおりにあおっていました。
ソファにびっくりかえり
腹にteteをのせて
おやつをボリボリしながら
スマホをいじっていた私も
うっすら入ってくる
ホラン千秋ちゃんの声に
ついに耳をかたむけてしまい、
時計をみると19時ちょっと前。
すでに私は
何か買わなければならない、
いや、買うべきだという
極端な感情に囚われていました。
とにかく何か買っておきたい。
でも今更何を買えばいいのか分からない。
にわかを具現化したようなサマです。
teteをスリングに入れて車に乗ると
行きつけの動物病院に隣接している、
ペットショップに向かいました。
とりあえずいつものおやつを
手当たり次第カゴに入れました。
帰りについでに夫を拾って
どっさりした買い物袋を見せると
夫がこう言い放ちました。
『 週末どうせ( teteが)病院なんだから
その時ついでに買えば良かったのに。
増税の差額分100円程度なんか
ガソリン代のがかかってるわ。』
え･･･たしかに･･････。。。
びっくりした･･･。
衝撃的でした。
計画的な人たちが
計画的にやっていることを
にわかで手を出して
惨敗するという、
どうしようもないエピソードです。