マレーシアからおはこんばんちは。
マレーシアでの子育て、教育移住、学校選びマレーシアでの生活の参考に
*私は留学斡旋の仕事も手伝いもしていないので、忖度なく本音を書いています。
必要な人のお役に立ちますように
マレーシアは1990年代までは世界中に留学生を送り出す留学大国でした。
マレーシア政府の国策が成功し、ここ30年で多くの留学生を受け入れる留学大国に変わりました。
2012年に留学生数が10万人を超え、2022年時点では約17万人、2025年には25万人を目指しています。
13年間で10万→17万→25万。
このブログを書き始めた2023年のは1年前の8月、約1年前です。
その時点でマレーシアのインター校の数は180校を超え、200校に迫る勢いだと書きました。
1年後の現時点で300校を超えました
英語塾の延長のような学校も増えていますので、
学校選びの際は良く調べてください。
それらの学校が悪いというわけではありません。
この急激な学校数の増加は教師をどうやって調達するのか、有資格のやる気のある教員どころか
十分な数の教員が確保できるのか心配になるレベル。
中国、中東、アフリカからの留学生もかなり増えています。
まさに留学ビジネス
利用する側も留学はビジネスだという認識が必要だと感じています。
そして、マレーシアには留学生以外にもリタイア後の移住、ノマド、駐在員、現地での会社経営者、
外国人労働者として移住した外国人がいます。
マレーシア人がやりたがらない肉体労働従事者(サービス業、工場、メイド、
ガードマン、建設現場、農園など)で働く外国人労働者だけで300万人いるそうです。
外国人には留学生も含め全ての外国人移住者に共通の制限があります。
それは不動産の購入。
外国人に売買が許可された不動産のみ購入可、RM100万(3千万)以上の
物件のみ。ペナンはRM150万以上、サバ&サラワクはRM50万以上のみ。
もちろん森や島などの自然資源は買えません。
医療や福祉の利用も制限があります。
商売を始めるのにも制限があります。
日本は外国人在住者も国保が使え、国土や不動産も買い放題ですが。
マレーシアでは外国人労働者は国によって職種まで決められています。
フィリピンとインドネシアはメイドさん、介護職、ネパールは工場、ガードマン、
ミャンマーは飲食業など。
不法滞在者の摘発、強制送還もたびたび行っています。
マレーシアも外国人移住者や滞在者による問題もあるらしいですが、
とはいえ、マレーシアの留学ビジネスや外国人移住者の受け入れは成功しているように
私には見えます。
日本や日本の自治体は変に外国人に媚びて手当を支給してまで移住してもらおうとか、
逆に外国人研修生を奴隷のように扱う人がいたりと極端です。
日本はマレーシアから学べる点が多くありそうです。
読んでいただきありがとうございます