マレーシアからおはこんばんちは。
マレーシアでの子育て、教育移住、学校選びの参考に
*私は留学斡旋の仕事も手伝いもしていないので、忖度なく本音を書いています。
必要な人のお役に立ちますように
さて、学校で受けた「思春期のメンタル疾患」のセミナーでドーパミンデトックス、ドーパミンスパイクという言葉を初めて聞きました。
私は完全にドーパミンとアドレナリンを混同していたことに気が付きました💦
簡単に言うと、ドーパミンは「快楽や達成感を得たときに喜びを感じさせてくれる」ホルモン、アドレナリンは「ストレスのかかった状況や状態で緊張感、集中、積極性を与える」ホルモン。
なんでもそうですが、過ぎたるは及ばざるがごとしです。
私にとって「デトックス」といえば、「デトックス食品」、「デトックスウォーター」とか「デトックスサプリ」、ここ最近は「デジタルデトックス」くらい。
そんな私にとって「ドーパミンデトックス」は初耳。
「幸せな気持ちにさせてくれる」ホルモンなら、どんどん出でも問題なさそうなのに、なぜ「デトックス」が必要なのか身を乗り出して先生のお話を聞きました。
記録としてブログにしておきます。素人のメモなので、間違いがあればご指摘いただけるとありがたいです
ドーパミンは基準になる量は常に放出されていて、食べ物を得るなどの快楽を得たときに基準値を超える量が放出されます。これは、生存のための行動を促すための自然な報酬です。人類はほんの数百年前まで、戦争や経済状況によっては、つい最近まで空腹と危険と隣り合わせ、快楽を得られる機会は限られていました。
しかし、現在の先進国、新興国では食べ物を得るために空腹と戦うこともなく、安全で快適な住居に暮らし、スマホで簡単にゲームや動画を楽しめ、瞬時に簡単にに快楽を得ることができます。
私達がSNSや動画を楽しんでいるとき、お酒や甘い物を口にしているとき、基準値以上のドーパミンが急激に大量に放出されますが、それが頻繁であまりに量が多いと脳が処理できず、バランスを保とうと逆にドーパミン量をグッと減らします。
これによって、気分が落ち込む。
Blue Monday、サザエさん症候群、あの日曜の夜や月曜の朝の学校に行きたくないという憂鬱な気分もドーパミン量が下がるのが原因だったんですね。
この量と頻度が多すぎるとメンタルに問題が起きます。
大量のドーパミンが放出気分が落ち込む渇望感依存症へ
依存が起きやすいのが、甘い物、アルコール、デジタルメディア、ギャンブル、オンラインゲームなどの中毒性があるもの。
「やめたいと思ってもやめられない」なら依存症。
思春期に多いのはスマホやデジタルデバイスの使い過ぎによる
大量のドーパミンが放出気分が落ち込む渇望感スマホ依存
不安障害、鬱
ドーパミンの値を下げるために自傷行為を行う子も。
どうすればいいの?
対策は、対策は「ドーパミンデトックス」
まずは依存しているものと物理的に距離を置く
*スマホの電源を切る、別の部屋に置く、持って出かけないなど
運動、冷水シャワー、プチ断食などで意図的に苦痛を得る
まずは1日数時間から、できる人は24時間30日間続ける
大人でも自覚とやる気が必要ですが、子供にやらせるとなると難しい。
まずは親がやっている姿を見せ、まずは睡眠をしっかり確保させる、そして、
適度な運動で体調を整えるとともに物理的にスマホに触ったり、その他の依存行為から遠ざける時間を増やす。
子供のドーパミンデトックスは親にとっても大変ですが、子供が親元にいる間に実行したほうがいい。その経験は必ず子供の人生にプラスになる。
このような内容でした。
セミナー後は先生のもとには名刺を求めて親が殺到、私も欲しかったのに出遅れました💦
@お勧めいただいた本@
お読みいただきありがとうございます。