熱心なピアニストの先生が作成された練習方法です。練習方法を遵守しています。
まず、間違っているところを知ることが大事です。たいがい間違っていることに気づいてないことが多いです。
第1条
●間違ったら、先へ行かずに止まって、数拍もしくは数小節前から弾き直す。
(★間違ったそのところからただ弾き直さない!)
①弾き直して、上手く出来たら、そのまま先へ行ってよい。

②弾き直して、やっぱり上手く出来なかったら、「3回連続」で上手く出来るまで、繰返し練習。
(ミスしたら、0回からやり直し)

③「連続3回」は、ゆっくり徐行でも構わない。(★速いテンポで何度も間違ったまま弾かないように!)しかしその際は、3回連続成功の後に、テンポをあげて確かめてみる(すなわち4回目ということ)。出来なかったら0回からやり直し。

④累計8回成功になったら、その箇所の部分練習は、その日はそこまで(集中力が切れていなかったら練習を続けてもいい)

第2条
①難易度の高い約5秒以内の短かな部分練習においては「8回連続」が望ましいかも。

②10秒ないしそれ以上の部分練習においては、第1条の通りに。

第3条
「ミス・間違い」とは
①音を間違う、掠る、抜ける

②楽譜に書いてある指示をやっていない

③和声感がない(自分で楽譜に書込んだものをやっていない)

(最も見付けやすいのは①)
①を自分で直せたら初段達成
②…中段達成
③…上段達成