時代に足を掬われ

孤独の居場所へ

六月の雨音が耳を劈く

 

哀しみの意味

この胸に深く

湿った風が煩い

 

ひたすら

暗闇を泳いで

光あるその先へ

 

月明かりを浴びて

君が佇む

 

そっと手を伸ばせば

君の哀しみ 僕の哀しみ

報われる

 

もうこの手を離さないよ...と

静寂の中に生れた洵愛

 

君を守り抜いたなら・・・

 

優しさ取り戻した

六月の雨音と共に

眠れよ

 

 

 

人は試されるもの

孤独を背負えば尚

非情な六月の雨音

 

哀しみを突き付けられ

たじろいで

湿った風が喧しい

 

だからこそ

美しく振る舞い

光ある未来へ

 

風が包み込む様に

背中から君を

 

そっと抱き締めれば

昇り詰めて

声望

 

何があっても君を離さない...と

静寂の中に生れた洵愛

 

君を守り抜いたなら・・・

 

優しさを取り戻した

六月の雨音と共に

眠れよ