短すぎた冬

傷つけ合う程に愛の嵐

遥か一昨日の吹雪

 

弱さを曝け出して

言い訳さえ整然と

その心受け取り

メロディーをつける

 

胸に痛みを宿し

枯れ葉のように生きる人

まだ まだ冷え切った身体ごと

春へと逃げ込めば

 

風が君に触れても

赤トンボが囁いても

もう怖くはない

 

過ぎ行く冬と

来たる春の狭間で

ただ君に耽っていたい

 

だから

改めまして I LOVE YOU

 

 

それでも冷たい身体

生機を抱き締めるように

舞う一片ヒラリ

 

未だ 未だ儚い君に贈る言葉

青い空に描いてみようか

手紙を水面に浮かべ

華の刻を震えて過ごせ

 

心に清しさを抱いて

真白き薔薇のように生きて欲しい

暖かさにはぐらかされず

右目で愛を見つめるから

 

もう風が君に触れても

赤トンボが囁いても

怖くはないよ・・・

 

過ぎ行く冬と

来たる春の狭間で

ただ君に耽っていたい

 

だから

改めまして I LOVE YOU