とにもかくにも娘が見つかり保護された後、警察の捜索願の取り下げをしてもらい

ドッと出た疲れと安堵で旦那に電話していると自宅電話がなった。
医療センターから保護入院の旨と拘束の許可をもらいたいと言う事だった。
今は勝手に入院も拘束も出来ず、書類も間に合わないので電話でと言われ速攻でOKした。
やっとつながった精神医療を絶対に逃がしたくなかった。

でもなぜ拘束?と聞くとちょっと手のつけれない状態なのでケガをしないようにと言われた。
後で聞くと「ちょっと手のつけれない」どころか私と娘だけだったら流血騒ぎになっていたんじゃないか?と思う。
看護師方には感謝しかない。

 

あの日、娘は児相保護所に行く前に先にケガ、病気などの診察をすることになり病院に連れていかれた。

娘は診察中にいきなり「早く!早く死ななきゃ」と言い出し先生の言葉も耳に入らないかのように

「Xななきゃ、Xななきゃ、Xななきゃ、Xななきゃ、…」と言い続け「ころXてください!」と先生に言い放ち

会話にならなくなってきたので精神科の方を先に勧められ「先あっち行こうか」と看護師が来た時、叫んでつかみかかって泣きわめいたらしい。

あげく拘束中も「なぜころXてくれないんですかあああああ!」と、とにかく叫んでいた…らしい。

何て恐ろしい病気なんだろう…。

普段は穏やかで争い事が大嫌いな娘をここまで変えてしまった。

その話を聞いたとき、生きて戻ってくれたのは何より嬉しいけど、今後の事を考えると気が重くなった。