O大病院 冒険記 〜眼科編〜 | 次男坊のお顔はまっかっか

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2018年1月生まれの次男坊は、生まれつき顔に大きな赤アザ(毛細血管奇形)があります。スタージウェーバー症候群という難病です。この病気の治療経過を残そうとまじめにブログを始めましたが、肝心の中の人がまじめではないので全くお役に立てそうにありません。

生後10日目、待ちに待ったO大病院受診日。


自宅からO大までは車でかなりの距離があるので朝早く出発。
私がまだ産後10日目&荷物も大量ということもあり、旦那だけでなく義父と義母も付き添ってくれました。
(長男坊は実母とお留守番)




出産した総合病院の先生からは、

「O大のM先生は、小児緑内障オペのスペシャリストでその道の権威の人やから、患者さんがめっちゃ多いです。
産後でしんどいと思うけど、待ち時間は覚悟しといて下さい。」


 と言われてました。



言われてはいましたが。



マジですんげー待ち時間!


初診予約は10時、14時でもまだ呼ばれない。
この時点で4時間待ちです。
いやー大学病院なめてたわ…
M先生はO大のフライングダイナソー的存在なのだろうか?

(フライングダイナソーとは、オープン初日に750分(12時間半)という驚愕の待ち時間を叩き出したUSJのアトラクションであるっ)


待ってる間することもないので
思考は自然と噂のM先生のことに。



一体どんな先生なんやろう。
次男坊小さいけど、治してくれるかなあ。

オペのスペシャリストで…
その道の権威の先生か…







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こんなんかな?でへへ…




病院の硬い長椅子に長時間座り続け、
私のギザギザのおしもとガタガタの骨盤が限界を迎えた頃、やっと名前を呼ばれました。


まず処置室で検査をするそうで、
瞳孔を広げる目薬(ミドリン)をさしてから次男坊だけ処置室へ。


そしてM先生の診察になり、
いざ、入室。






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あれーーー!?
なんか想像と違ったーー!!(いい意味で。)
めっちゃ優しそうな先生。



「こんにちは。お待たせしてすみません。
次男坊くんの診察をさせてもらいました。
出産した病院ではどのように聞かれていますか?」


血管腫が目にかかっていること、
左眼の眼圧が46あり緑内障と言われたこと、
視神経の反応が無いと言われたこと、
スタージウェーバーの可能性があること、
瞳の左右差が気になること、
などなど、旦那がこれまでの経緯を話しました。


「そうでしたか。今眼圧を計りましたが確かにかなり高いですね。
ですが、視神経は弱いですが少し反応がありましたよ。

赤ちゃんは目の組織が柔らかいので、
高眼圧になると眼球全体が伸びてしまうため、右と左で眼球の大きさに左右差が出ています。

まずは眼圧を下げる点眼薬を試しますが、
手術の可能性もあるので今日から入院してもらったほうがいいと思います。」




やっぱりかーーーーーーーー



「それと、スタージウェーバーの疑いがあるとのことなので、今から小児科も受診して下さい。」



まじかーーーーーー!!
診てもらえるのは安心やけど…
また待つんでしょう?



お股がッ!

わしのお股の…
縫い目がッッ!!



いろいろ体力的に限界ではありましたが、
M先生に股間の縫い目の状況を熱く説明したところでドン引きされるだけだと思うので、グッと堪えて小児科に向かうことになりました。



この時点で16時ぐらい。
まだまだO大病院の冒険は続く。