「反省させると犯罪者になります」岡本茂樹著
シンプルな題名だけから捉えると、「じゃあどうするの?」と疑問に思う人もいるようです。
私なりに要約すると🔻
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反省とは本心を抑圧する行為であり、本人が反省できる段階に至る前の反省を促す行為は、(上辺の)反省と言う逃れるテクニックがうまくなること以外に得るものはない。
そしてそこで抑圧された本心は、いずれ何らかの形で爆発することになる。場合によっては、世代を超えて。
子供があれて暴力や犯罪を犯すなら、それは自身や、自分の親が以前に誤った方法(段階)で反省を強いられ、抑圧鬱積したものが日頃の言動に影響して、結果暴発しているのだ。
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と言うことだと思います。
一切、「反省しなくていい」「反省など不要である」とは書かれていません。
人は誰もが、事件・事故などを起こした直後には、上辺では反省謝罪の言葉をはいても、本能的に自我崩壊を防ぐべく
(とても辛い段階で責められることで)
、自己弁護・自己擁護の動きを取り、まずはこの苦しく辛い状況からいち早く解放されることしか頭にありません(小太郎的意見)。
その防衛的状態に於いて
(本人の心の落ち着きや、熟慮に至らぬ段階で)
ただちに、
「おい!反省しろ!どうするんだ!」
と促したところでー(上の要約に続く)と言う意味です。
つまるところ、この「今日からしつけをやめてみた(やめたらいい子になっちゃった)」と意味は同じで、
幼児教育専門家でも心理学・哲学の大家でもない「子ども」に、いきなり親の都合的な理屈で、
「こら!何やってんの!誰が悪いの!どうするのよ!」と恫喝してみた所で、ただちに親に迎合して、
「アホで幼稚で耐性の弱い大人」の不安・不満・怒りを解消するテクニックばかりを身につけてゆくことになるのです。
上目遣いに涙をためて、下唇を噛んで、
「ぼくが・・・ぜんぶわるかったの・・・ママだいちゅき、ごめんね!」
とか何とか20パターンくらいを巧みに使い分ける子役ができあがることでしょう。
著者の岡本茂樹さんは、非常に残念ながら、2016年に脳腫瘍のよって56歳の若さで亡くなられています。
「大往生したけりゃ医療と関わるな」は、2012年のベストセラーですから、恐らくご覧になったと推察します。
若くして無念ではあったでしょうが、抗がん剤などに侵され、痛みに悶えるようなことなくお亡くなりになられたと思います。ご冥福をお祈りします。
私は今まで、広辞苑の厚みを越える調書を警察で巻かれながら、共犯者は鑑別者や拘置所に入るのに、自分自身は全ての事件で一度も入ったことがありません。
実は、一度入ってみたいから入れて欲しいと懇願したのですが、あまりにも嬉しそうに言うせいか
「お願いだから帰ってくれ!」と拒否されてしまいました。
そんな特異な私には、まさにこの本の内容は実感の極みでしたが、
日頃、常識や法律、規則を盾にもっともらしいことを語るお偉い人々にこそ、是非ともご覧いただきたい本です。
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繰り返しですが、立場の高貴・下賤に関係なく、全ての人は、自分が罰を受けるような大きな過ちを犯した瞬間から、目標はただ一つになります。
もちろん裁判官も警察官も教祖様も霊能者も政治家も同じです。
いや、一般的な主婦などの方がよほど潔いような気もします。
それは、「楽になりたい」です。被害者や関係者、自分の家族の苦しみは二の次です。
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以前、次女が通学班の班長と見守り隊のおじいちゃんに誘導されながら手を上げて小学校近くの横断歩道を、青信号で横断中に、近所の夜勤明けの看護師夫婦の車両に、信号無視且つノンストップで跳ね飛ばされ救急車で搬送されたことがありました。
当日に運転手本人が当店に謝罪に訪れましたが、
翌日娘の容態が急変し、再度診察のため、翌日に要望があった見舞いを断るなか、娘がいる自宅ではなく、営業中の当店にケーキを持参する目的で、奥さまが来店し、
私が、「あの、いま娘の腹部に激痛が起きていて、今日の見舞いはお断りしました。受け取る気持ちでも段階でもない・・・」と言うも、
無理やり身体をくねらせてドアの隙間からケーキを押し込み、「人として・・・人として・・・」と繰り返すのでした。
その時の本人の頭の中には、
(ナマモノだし、持ち帰ったら、また新しいの買ってこないと・・・)
(1日でも早くこの悪夢から解放されたい・・・)
と言ったことばかりが占めていたのでしょう。
人としてやめていただきたかったのですが・・・
結局数日後、運転手は弁護士に依頼して音信不通になり、娘本人には一度も安否確認や謝罪の言葉はないままで終わりました。
顔面の生涯消えない傷を含め、全身打撲で、酷い有り様でしたが、依頼された弁護士にその画像を送るも、直後に送られて来た書類には、
「以上の内容をもって示談に応じ7日以内に示談書に記名押印の上で返送されない場合には、裁判で・・・」と言う、半ば合法極道の脅し文句のようなセリフが並んでいました。
ですから、悪さをした学生や犯罪者に、当初の苦しさから逃れることしか頭にない段階で反省文などを書くように促したところで、
解決・解消して、いかに早く自分が楽になれるかと言う目的をモチベーションに、奇麗ごとの反省文でも書けるし、神妙な顔つきでも演じることができるので、教師や警察官、検事や判事を騙すテクニックばかりが上達することになり、
益々良心の呵責は麻痺して、同じことを繰り返すことになると言うことです。
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以前、当店に来ていた、前科5犯、懲役通算16年の、当時覚せい剤販売業の極道が、色々と面白いことを話してくれました。
仮に、権藤堅(ゴンドウ・ケン)と言う名前にしておきましょう。通称「シャブケン」です。
彼は日本全国の刑務所に収監されていたそうですが、刑務所は何をするところだと思うか私に訊ねて来たことがあります。
彼が言うには多くの受刑者には贖罪の意識など皆無だそうで、ひたすら有り余る時間の中で、次の犯罪の計画を練り、
最高の人材集約拠点に於いて、次の相棒を見つけ出すのだそうです。
Aは車の盗難がうまい。 Bは電気関係が強く防犯システムを破壊できる。 Cは北朝鮮とのパイプがあるから覚醒剤や麻薬を流すことが可能だといった具合です。
まるで、ハリウッドの映画のような話ですが、受刑者との面談機会が多い精神科医のお客さまや、刑務官の知人もその通りであると嘆いていました。
ちなみにシャブケンに私が、
「最近では高齢の受刑者が、出所してもすぐ軽微な犯罪を犯しては栄養バランスがとれた3食と屋根付き規則正しい生活習慣が身につく刑務所に舞い戻ることが多いらしいけど、シャブケンもそう言う感覚はあんのか?」と訊ねたところ、
「俺は絶対に2度とあんな不自由な所には行きたくないから、次は《捕まらないように》気をつける。《犯罪をおかさないように気をつけるつもり》は毛頭ない」と言いました。5回も収監(収容)されているくせに(笑)
結婚・離婚3回ずつ。転職54回の私には何となくわかるような気もしました。
【私はこうして生きて来ました】
人間は 判断力の欠如によって結婚し、
忍耐力の欠如によって離婚し、
記憶力の欠如によって再婚する。
Armand Salacrou(アルマン・サラクルー:1899~1989)フランス 劇作家。 「結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如」
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ちなみに、この本を読んで、もっとも最初に思い出した滑稽な茶番劇は、企業・組織・有名人などの不祥事などに対する謝罪会見です。
長年、その会社(組織・有名人)の歴史とともにおこなってきた意図的な悪事を反省する気はさらさらなく、今後はバレないように誤魔化すつもりで、
「謝罪会見のプロ」から指導を受けて、釈明の前に、深々と7、8秒間こうべを垂らし、ここ一番、涙で眼を潤ませ、誠実風に目を逸らさず、正直風な応答を繰り返すと言う作業を滞りなく進めていく様子です。
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投資・恋愛・友情・運動・学習・経営・etc 上がりすぎちゃう時には抑え気味。下がり傾向ならゆっくり休む。人生すべて、
「ゆっくり焦らず腐らず諦めず。欲張らず無理せず」でうまくゆく。
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