さて、昨日の続きです。
大きな木からしか取れへん柾目を使う理由としては昨日書いた通り部屋の中の湿度を調節したりするため。
柾目を使う理由→調湿(部屋の湿度を調節してくれる)→柾目は大きい木からしか取れない→木は暖かい地域の方が早く大きく育つ→近畿で良いやん???疑問疑問疑問
大きな木から取れるのであれば暖かい地域。つまり「近畿でもええやん??」
そう思ったわけです。
しかし、我が家のもみの木はヨーロッパの方からやってきている。
なんで?なんで?・・・なんで???
緯度でいうと北海道と同じ地域ぐらい。
という事は寒い。
寒いという事は木はじっくり育ちます。
さらに・・・なんで??・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
社長に聞いたところ、理由を聞いて納得。
木は寒い地域でじっくり育った木の方がより年輪が細かく、細胞量が多い。ということ。
細胞量??
細胞量っていうのは、木の中に入っている成分みたいなものです。
野菜で言えばビタミンみたいなもの?であってるかな??
その成分が寒い地域で年数をかけて育つ木の方が多くなるんです。
暖かい地域。この辺で言うと近畿で育った木は水分を沢山含んで育つんで早く内装材に出来るぐらいまで大きくなるんです。
しかし、年輪は太く少なくなる。
そうすると細胞量も少ない。
僕が家に使う理由としては、調湿や空気浄化や消臭などです。
その効能がより発揮できる方がええに決まってるやん??
ってことは寒い地域で育った方が良い! うん!納得(^^)/
すごいなもみの木!
なんか感動しました('◇')ゞ
木も年数をかけてじっくり育つ木の方が効能(成分)がつまっている。
同じ時間を過ごしながら育っても環境が違えばここまでも違いがあるんや。。
すごい!
その時僕は思ったのでした。
「なんか人みたいやな。。」
「早く育つ」よりも中身がしっかり伴っていることが大事なんやなぁ。。」