あくまでわたしの目線は被虐者側なんだなって気付いた。
なぜ、ホラーやゴア・スプラッタ・ミステリーが流行るのか。
恐怖は娯楽になるって本当?
わたしは意外とホラーが苦手です。痛いのもお化けも嫌だ。
未だに、歯磨きやドライヤーしてると、他の部屋に誰かいる気がするし、振り返ってはいけない気がする。足を布団から出して眠ると誰かに捕まえられそうな気がする。
包丁は仕舞う。電ドルとか使うときは死ぬほど気を使う。人が使ってるのは怖くて見れません。
更に実は、絶叫系も苦手。ジェットコースターどころか、プーさんのハニーハントとが怖い。プーさんは好き。
ていうか、そもそも高いところと速いものが苦手。馬鹿と煙とは仲良くなれない。50m走は13秒。
この辺は、一切娯楽になりません。
遊園地デート?帰りに夜景???別れましょ。
でも、求めてしまう恐怖があることもわかる。
ストーカーや監禁、強姦、メンヘラ。そんなスリル。
お化けとおんなじ。フィクションだから楽しめる。
あくまで娯楽。
雑談から家を割り出されたり、ニコニコしながら襲ってきたり、混乱させる言葉を吐きながら自慰を披露されたり、
現実にはいらない。みんな頭おかしいと思う。
毎回、あー怖かった!!!気を付けなきゃ!!!って思うんですけど、ツメが甘い。
あー怖かった!!は癖になる。大きな被害にも遭ってないし。
だからまた遭う。
知らないフォロワーに家を特定されたりする。
鍵をかけずにコンビニへ行く。
カーテンを開けたまま着替える。
好きじゃない人になぶられるほど不快なことはないよ。
でもその不快さに酔ってみたくなる。
誰も助けてくれない自業自得。
ドキドキするね。絶対嫌だけどね。
どうせ悪いんだから、本気でおいでよ。絶望してみたいの。
嘘だよ。
そんなときでもわたしは至って冷静。
自分が挑発した事実にゲンナリして退屈するんだ。