検証 迷走する英語入試――スピーキング導入と民間委託 (岩波ブックレット)
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2020年度から大きく変わる入試制度。
センター試験は2019年度(2020年1月)の実施を最後に廃止され、
2020年度からスタートするのが「大学入学共通テスト」です。
これまでのセンター試験と同じく、1月中旬の2日間で実施されます。
今の高校1年生(2018年4月時点)から、大学入試共通テストを
受検することになります。
ちなみに我が家の話で恐縮ですが、息子は23年度に受験、
英語は併存の最終年になる年に受験となります。
気になります!
現在のセンター試験からの大きな変更は、
これまでのセンター試験になかった記述式問題の導入と、
英語に関しては4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価すること。
さらには、
2020年度から2023年度までは大学入試センターが作問し
共通テストとして実施する試験と、民間の資格・検定試験
の両方が用意され、各大学はいずれかまたは双方を利用できます。
このうち、大学入試センターが作問する英語の試験については、
現行の「筆記」は「筆記(リーディング)」に改められます。
試験時間は「筆記(リーディング)」80分、「リスニング」60分
(うち解答時間30分)と変更ありません。
民間の資格・検定試験については、その活用を支援するため
「大学入試英語成績提供システム」が設置される予定です。
2018年3月末に、2020年度に実施される最初の共通テストで
活用される7団体24の資格・検定試験が決まりました。
どんどん変わっていく大学入試。
求められる4技能について対応可能な学習をMCECでも進めてまいります。