私が癌宣告を受けてから、
それについては触れないようにお互い過ごしています。
そんな時に義理父が倒れて入院したと言う事もあり、義理の母は一人で居るのが淋しいのか、夫との3人のグループラインに物凄い頻度でラインをしてきました。
夫は完全スルーだし、無視は出来ないから、なるべく返信するようにはしていたけど、とにかく本当に頻度が凄くてこっちがノイローゼになりそうでした。
ある時に夫に言いました。
「もう、お義父さんの事心配なのは分かるけど、私今申し訳ないんだけど今自分の事でいっぱいいっぱいで、twitterみたいな内容だったらちょっと返信するのもしんどいよ息子が返してあげなよ!」
と言ったら夫は
「twitterだと思ってるんじゃない。無視しとけばいいよ。」
というので
「いや、無視はできないでしょう。
だから余計に私自身もすごく悩んじゃうじやん」
と言いました。
いつもはそんなこと言ってもスルーされるけど、今回は流石に寄り添ってくれたのか義母にちゃんと話してくれたようで、それから頻繁なラインはこなくなりました。
ちゃんと義母に言ってくれたのが嬉しくて、自分の状況と、医師から言われた言葉などその時はじめて夫にちゃんと伝えました。
そしてガン保険も下りるみたいと。
※その時の私は色々不安だったのでガン保険が下りることで将来の事考えると少し安心してたので嬉しそうに見えたのだと思います。
次の日、仕事から帰って夕食を作ろうとしていたらいきなり夫が
「団信の契約内容覚えてる?」と。
家の契約の書類庫をあさっているではありませんか。
正直今まで家の事率先して何もしてくれなかった人が(家を買う時も車を買う時も、何をするのもとにかく私が全て舵を切って一人で進めていました。)いきなりそんな事を言ってきたもんだから驚いていて
「え?いきなり何で?契約内容なんて覚えてないよ」
と言ったら
「癌宣告されたらローン払わなくて良いかもしれない🎵」
とルンルンに言われました。
もう、唖然としました。
何でそんなにルンルンなのか理解ができませんでした。
泣きそうになりながらも、
「もう、それ私に頼らないで自分で確認して」と言ってローンを組んでいる銀行の担当者の名前と電話番号を教えました。
次の日仕事から帰ると
「ローンはチャラにならないみたい」
と言われました。
でもきっと担当者に電話はしていないだろうけど、自分なりにネットで調べたのだと思います。
夫は悪気はないと思いますが、
ほんとに、呆れてしまう出来事でした。
もう、私こーゆーの慣れているから
この事で酷く悲しむことはなかったのが救いです。