病気を持つ子供の母として、

私にできるひとつは、

病気に関して、できる限り、

子供と共に歩いて行く覚悟。


体調が良い時も、悪い時も

応援団長





三男Aのクローン病

炎症性腸疾患の1つです。

潰瘍性大腸炎がこの疾患のもう1つの

病気です。



三男Aは5才の時に初めて受けた

胃腸カメラ検査後、

潰瘍性大腸炎と診断を受け、

治療を始めました。


その後、体調を崩して

6才の時に2回目の

胃腸カメラ検査を受けた時点で

病名がクローン病と変更。


この時に何より

ショックだったのは

「完治のない病気」

と言われたこと。


まだ幼い6才の子供の病気に

どう向き合って育てるべきなのか

途方にくれました。。


6才と言う若さで

この病気になった子供の母親は

絶対いない。

私1人に決まっている。。


勝手にそう思い込んで

どんどん、どんどん落ち込んでいったのを

今でもはっきり覚えています。。


食事もまともに取れない。。

身の回りを整えられない。。

朝起きて、寝るまでの思考は

三男Aの事だけ。。。

夜もまともに眠れない。


家事はおろそかになるし、

家族のお世話も行き届かない。。。


その時期に、

私自身は全くと言っていいほど

否定していましたが。。。


まさに

「鬱」

を経験しました。





三男Aに病気のことをどう伝えるべきか

はっきりまとまらなくて、

小児胃腸科の先生に勧められた

心療内科的小児精神科医との

セラピーを受けました。


小児クローン病の患者さんを何人も

診てきた先生でしたので、

親切に病気について三男Aに

説明をしてもらい、

私も安心して話に聞き入っていた最後の頃、


「ところで、

お母さんはさぞ大変な思いを

されてることでしょう。。

どう感じてますか?」


と優しく語られた言葉に、

ピーンと張り詰めていた糸が

パチーンと切れて。。


次から次へとポロポロと流れる涙に

こらえていた悲しさ、孤独さ、葛藤が

どんどん、どんどん流れていくように感じました。



心の内を誰かに聞いてもらえた。

私の状況を理解してもらえる人に

アドバイスをもらえたと言うことがとても

励みになりました。



三男Aより、

私の方がこのセラピーが必要だった

確信した瞬間でした。




今、応援団長でお子さんの病気と

歩かれているお母さん、お父さん、

ご家族の方々。。。


どうかご自身の心のケア

大事にされてください!



専門医にかからなくても、

あなたの状況を理解してくれる

家族、友人、知り合いでいいのです。


あなたの心境に耳を傾けて

聞いてくれる方に思いを打ち明けてください。


「聞いてもらえた。」


と感じることはとても大切です。


溜まった(イヤな/不安な)気持ちを

排出することで、

心をリセットしましょう。


そして新しい気持ちで、

「1日」、「1日」を 

子供と共に歩んでいきましょうね。


あなたは決してひとりぼっちじゃありません!


応援してます!!