実はこの時、


祖母が他界した直後の妊娠。



“生まれ変わり”

のようなタイミングに

特別な意味を感じ、


高齢出産で不安だったものの、

どこかで平安さを実感していました。




私は、子供の頃、

おばあちゃんっ子でした。

母が週末、

仕事に行く時には、

祖母の家で

祖母と一緒に過ごして、



お相撲や駅伝の中継を

一緒に観た思い出もあります。


おはぎや、煮物を作る

おばあちゃんの姿も忘れられません。


そんな祖母、9人の子供を育てた

肝っ玉母ちゃんです。

日本の戦前、戦後を体験しながら、

『生きる』と言う根本的な目標に一筋で

子育てをしていたのではないかと思います。




4人目を授かり、

これから“4人の子育て”

と言うプレッシャーに

自信を失った時、

励みになったのは、

おばあちゃんの存在でした。



「なんとかなるものだから、

深く考えなくてもいい。」


「その日、その日を精一杯生きればいいのよ」


こんな事をつぶやく

おばあちゃんの面影が浮かびます。




聖書にもこんな言葉が書かれています。



 だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。(マタイによる福音書 6:34、新共同訳)



あなたにも、

落ち込んだ時、

つまづいた時、

応援してくれる「誰か」が存在しますか?




長男を出産する頃、

祖母から届いたメモ。


由起ちゃん、お目出とう。

元気なあかちゃんを

日夜 祈っています

ばあさん。


写真縦に入れて、飾ってあります。



36才、高齢出産枠という事で、

妊娠中の検査は、

前の3人と比べて増えましたが、

母子共に健康に過ごせました。。。


そして


三男は

祖母の誕生月と同じ月

無事誕生。




こうして  とうとう  いよいよ


4人のママになった私。



フロリダの潮風に吹かれながら、

子育てに励みました。


4人、それぞれの成長過程で

それぞれの楽しみ、喜び、

苦労に葛藤。。。。


振り返ると

アメリカでの生活大半を

子育てに費やしてきたようで。。。



私の人生は

「子育て」で

終わってしまうのかしら???


度々、問いかけた

独り言でした。。。驚き



最終話7につづく。。。