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かいマムと申します。
現在夫婦共働きで長男きぃまる、次男ちゅけぷん、長女あーたんの3人の子供を育てています。
このブログでは妊娠中に胎児ポッター症候群と診断された次男の物語を綴っています。
再発防止策をとってもらえれば、特に争ったり訴えたりする意思はないというこちらの姿勢を見て明らかに安堵する看護師長さんにマムが吠えました。部長さんは「いやあ、ほんまそれなんですよ!」との返事....
前回のお話はこちら
「『いやあ、ほんまそれなんですよ』」とは、どういうことでしょうか?」
部長さん(あくまで全て京都イントネーションで脳内再生ください。)
「ちゅけ君がNから上がってきた日なんですけどね。僕ら総合診療科が主治医になるっていう話、当日聞いてないんですよ慌てて翌日担当医をつけたという感じでしてね。」
「それは....どうしてそういうことになるんでしょうか....」
部長さん「まあ、連絡受けてないってことはねぇ....?」
はい、内部連絡の何が悪かったのかは詳細わかりませんが、部長さんは師長さんをバサーーーーっとこの場で切って捨てたんです。
あーもう終わった、みたいな顔をしていた師長さん、突然降って沸いた事態に、
「申し訳ありませんでした!!!!!」
と、そこから師長さんがただひたすらに申し訳ありませんでした、と平謝りするばかり。
何か問題が起きてしまったことはしょうがないと思うねん。同じことが起きないように、どうしたらいいかな、って考えることが大事やと思うんです、って伝えても、師長さんひたすら謝るだけ....。
あまりにもなんの解決策も出ない感じに、普通に忘れてたんですかね...?それって、病棟管理責任者として一番アウトなやつじゃないですかね...とは流石に言えなくて.....。
「せ、せめて入院患者を1日一回ほど見回るとかされたらどうですか...?」
とかいうなんかすっごい当たり前なことしか言えませんでした...。
翌日から師長さんが1日一回は全ベッドを見て回るようになりました。(本当当たり前だと思うんですけど...他の階では皆さんされてたし)
これにて薬剤の計量ミスという医療過誤については終了しました。
ずーーーーっと水様便が続いていた理由、しかも水下痢なのに体重が増え始めた理由。
これでわかりました。
許容量を超える濃度を与えられたため、腸に負担がかかってずっと水下痢。
でも濃いのがきてたおかげで、吸収できた栄養は増えてて体重が増えた。
いきなり高濃度が来てもなんとか耐えて水下痢が少しずつ改善傾向を見せ始めたことと、マムの提案で一気に量が飲めることがわかってきたので、この医療過誤をきっかけに、治療のスピードが躍進することになりました。
雨降って地固まる。
医療過誤に勝った、ちゅけぷんの生命力すごし!!!
続く