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かいマムと申します。
現在夫婦共働きで長男きぃまる、次男ちゅけぷん、長女あーたんの3人の子供を育てています。
このブログでは妊娠中に胎児ポッター症候群と診断された次男の物語を綴っています。
金曜の夜に高位破水を起こし、チョロチョロと羊水の出続ける中、月曜の日勤帯での帝王切開まで陣痛を我慢するという、耐久レースが始まりました。
前回のお話はこちら
NSTは胎児の心拍も検出しているので、音声をONにしているとドッドッドッドッと早い心音に焦ってお腹の張りが時々出てしまいました。また、波形の出ているモニターも私に見える向きだと意識してしまい、ついお腹に力が入ってしまうので、見えない場所におかれました
データ自体はナースステーションの方に無線で飛んでいっているので、夜中に何度も看護師さんが大丈夫?と見にきました。かなり強い波形が出ていたようです。
私は長男を帝王切開しているので、前駆陣痛しか経験したことがありません。
今ちょっと張ってたみたいだけど大丈夫?と言われた時にも前駆陣痛くらいだなぁ、と思っていました。(実際はかなり張っていたそうです...)
緊急事態になってきたので、土曜の明け方に夫と急遽東京に来てくれている実母にLineをし状況を説明しました。
夜があけて土曜の日中に先生が説明してくれることになったので、夫と長男も面会に来ました。病室に子供を入れてはいけない規則だったので、長男の顔をみるだけという約束で車椅子()に乗せてもらって面会室まで行き、月曜に赤ちゃんが生まれることになったよ、と説明しました。
もうちょっとだから長男も頑張ってね、お母さんと赤ちゃんを応援してねというと、力強く、うん!と言ってくれました。あんなに母子分離不安でお母さんべったりだったきぃまるが、何かを感じ取って"お兄ちゃん"になっていってくれていました。
先生から夫へは、土日は各病棟に当直の先生がいるのと、救急外来は外部から臨時で来てもらっている医師なので、お腹の赤ちゃんがどんな状態で生まれてくるかわからないのでリスクを取りたくない、という説明がされました。夫からは私に万一のことがあった時に、今の体制で緊急オペはできるのか、と質問をしていましたが、「カイザー(帝王切開のこと)事態は無事に行うことができます」とはっきり答えていました。
この日はそれ以外はとにかく寝て安静。土曜は時々張りはあるものの、努めて意識しないようにすればおさまる感じでした。日付が変わり日曜になる頃、
(なんで事件は夜に起きるんでしょうねぇ...)
波形が定期的になりました。10分間隔で強い張りが来るようになり、完全に陣痛がついてしまいました。張り止めの点滴もMAX量でこれ以上流せません。看護師さんが何回も当直の先生に緊急カイザーの必要性を確認に行きました。
夜中の間ずっと看護師さんと当直医が出たり入ったりするので、金曜の夜といい、今夜もか、という感じで同室の妊婦さんたちから、ため息やゴソゴソと寝返りの音がしていました。
安眠できなくて本当ごめんなさい
陣痛が10分間隔になっても、痛み自体は全然耐えられる感じでした。帝王切開後の24時間痛い地獄の業火のような痛みに比べれば、10分ごとに休憩がもらえるので、痛くなってきたら瞑想するような気持ちで痛みから感覚を引き剥がすイメージで痛みを逃し、いきまないように気をつけていました。
▼麻酔失敗、帝王切開後の地獄の業火の図
人の痛覚って我慢できる痛み、我慢し難い痛み、人それぞれなんだなぁ〜と思いました。マム、陣痛は耐えられる系でヨカッタ
そして耐久レースは続く...
続く