自分にあった街

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かいマムと申します

３人兄妹と共働きアラフォー夫婦のドタバタ珍道中を書いております。

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どうもーマムです。

きぃまるのサイエンススクールの日で、家から電車で10分くらいのターミナル駅にきています。

1時間半ほど待つので楽天で買いそびれたものや、ゴールデンウィークにキャラバンするので、義実家やお目にかかる方々にお土産や、身の周りの日用品の買い替えなど買い物三昧。

なんせさ、都内のターミナル駅の一つだからさ、ほんとになんでもあるの。

キャンプ遊び用にソフトソーサー買ったよ。

しかし、もう回ってるだけでどっと疲れてしまって、きぃまるが楽しんでるサイエンススクールの様子見ながら椅子に座って今ブログ書いてます。

マム、生まれも育ちも、小さな小さな街、芦屋。

駅前に百貨店があって小さな売り場にバイヤーさんがセレクトしたものが置いてあり、それ以外の街中の店は店主とマンツーマンでお買い物するような店しかない、そういう環境で育った。

上京して長く住んだ街も谷根千という地域で山手線の内側なのに、ショッピングモールの一つもなく、みんな個人商店、というとこだった。あっという間にお店の人と仲良くなって、会話しながら買い物したり飲食店で食事したりするのが楽しかった。

アメリカから帰ってマムはまた谷根千に住みたかったけど、きぃまるが生まれるちょっと前あたりから、鳩バスツアーが組まれるほど人気の観光地になってしまっていて、(フツーの住宅街なんですけどね💦)土日にドッと人が訪れるのに夫くんが耐えられず、郊外に住みたい、なんなら東京出たいと言われ、双方の意見の折衷点で今の地域に住んでいる。

教育環境に重点を置いて探したので、そこがとても良いのは文句ない。

だが買い物しよ、と思うとショッピングモールになっちゃうのだ。しかも電車で5〜20分の距離に、ショッピングモール(都心なので縦型のビルです。)何個あんのよ…？ってくらいある。お土産一つ選ぼうと思っても、全国の銘品がズラッと揃ってて、なんか感覚がおかしくなる。

無印良品とかユニクロとかGUとかスリコとかどこでも入ってる。便利だ。環境に感謝さえすれ、疲れるとこじゃないだろう。

でもなんか気持ちが迷子になるのだ。

全国の創意工夫された素敵なお菓子を眺め、気持ちは上がる。しかしそんな中から、東京から帰るからという理由で、必死で東京限定のものを探すのに矛盾を感じてしまう。

義祖母が亡くなった時、夫くん親族では葬儀費用を完全割り勘にしてるので香典は一切受け取らない、と言われた。大変面白い風習だけど、赤子のきぃまるを見てもらうのに実母にも参列してもらったから、お膳の費用だって2人分かかってるし、ということで、芦屋駅前の大丸百貨店で果物カゴをお供えようにあつらえてもらった。

母にベビーカーを押してもらって、果物カゴを受け取ろうとしたら、電車までお持ちします、と言われた。

そのまま店員さんが駅員さんに何かパスを見せて改札もくぐってついてきてくれて、我々の座った座席の隣に果物カゴを置いてくれ、電車が発車するまでお見送りしてくれた。

びっくりした。

夫くんはそんなん芦屋やからやー、ケってすぐ言うけど、なんか、そっか、私、物を買う時、「人」から買いたいんだな、と思った。

けどたくさんの人が行き交って、多くの売り上げをあげることが宿命づけられた場所じゃそれはできないんだ、と。

単純に合う合わないの問題。

ちなみに夫くんは地方の広大な敷地にホームセンターも併設したショッピングモールがお好きです。

土地を買ったから今住んでいるそこが地元になるのかもしれないし、教育が終わったら、やっぱり好きな街に住みたいわってなるのかもしれないね。