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本日は長男きぃまる1年生の発達のことについて。

 

 

 

登場人物の紹介はこちら

 

きぃまるの発達記録記事はこちら★

 

 

 

妊娠ブログ再スタートしたところで、また別テーマで恐縮なのですが、忘れないうちに記録しておくべきだと思ったので、お付き合いください。今日、ご飯食べてる時に何気なく、きぃまるに、今年の目標とかってあるの?って、聞いたんですよね。

 

 

  

 

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きぃまる今年の抱負、抱負って目標のことね。何かある?

 

 

 

んーとね、字をきれいに書くことと、泣かないこと!

 
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ほう、いいね。けど、なんで泣かないこと?

 

 

 

なんかね、泣きたくないのに、何か嫌なことがあると、頭がグワってなって、脳がグワングワンして、目は泣きたくないのに、勝手に涙が出るの。泣くことじゃないのにな、って思っても、脳が勝手に涙を出してるの。それで何時間も泣いてしまうことがあるから、そうなりたくないな、って。

 
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だそうです。

 

 

 

大変興味深い。

 

 

 

感情と情動の違いを感覚的になんとなく認識しているんだな、と思いました。きぃまる感受性が強いので、定形発達のお子さんと比べると情動が強い傾向があります。ギフテッド児のOE(Overexcitability)の一種と思われます。持って生まれた性質が穏やかでおっとりしてるので、わーぎゃーと表に出るパニックや、他害などは全くないのですが、苦しみや怒りが内側に向かってくるので、とにかく、シクシク泣きます。

 

 

 

 

 

1学期の連絡帳には、担任の先生に「1時間目から4時間目まで泣いていました。」などと書かれていました。いや、泣いていましたって、そんな長時間、先生、傍観してただけ...?と、ちょっと思いましたけど。

 

 

 

 

 

きぃまるに、抱負を聞いたことによって、感情はコントロールできる、情動はコントロールできない、という感覚があるんだなぁ、ということがわかりました。7歳にして自分を※メタ認知(客観視)する方法を身につけはじめていることに、療育の成果を感じた瞬間でした。

 

 

 

 

  

メタ認知とは、ジョン・H・フラベルというアメリカの心理学者が定義した概念で、自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していることを認知する」ことです。

 

 

 

 

 

 

自分自身を冷静に見られるようになるので、感情的に他者とぶつかり、社会との間に軋轢を産むことを避けられたり、一見困難な課題や問題も、客観的に分析することにより、解決できたりするようになる、というセルフマネジメントの方法の一つです。自分は自分、他人は他人、を実践するには色々訓練が必要なんですな。

 

 

 

 

 

ずいぶん前に研究課題としてこのメタ認知に触れたときに、研究室生が、メタ認知は幽体離脱って言っていたのが印象深いです。私はメタ認知しているときにはもっと割と他人を見てるような感じになってしまうので、幽体離脱ぐらいの感覚で、できてる方がいいんだろうな〜と思います。