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2014年の9月のその日は前日まで残暑厳しい気候から一転して小雨が降って一気に"秋"になったことを感じる肌寒い日でした。
その日マムは3番目の手術予定で、午前11時が開始予定時刻でした。そのため前日の夜12時より絶飲食。
朝イチから水が飲めなかったのですっっっごく渇きを感じていました。そう言う時はうがいで口を湿らせると紛れるのですが、初マタ、初切開、初手術のマムは知らず、ひたすら渇きと空腹に耐えていました。
(ホントこっそり飲み食いしちまおうかと何度も思いました。してないですよ?)
夫と病室の自分のスペースで呼ばれるのを待ち、順番です、と言われて一緒に手術室の手前まで歩いて行きました。顔は平静を保っていましたけど、前日メンタルを崩したので心臓バッくんバッくんです。
手術室エリアの前で病棟看護師さんから、オペ室看護師さんに引き渡され、ここで夫ともお別れです。不安で、看護師さんの目があるにもかかわらず、ぎゅっと夫の手を握ってしまいました。夫もぎゅっと握り返してくれ、一人でオペ室に向かいます。
ワタクシ、一人になると途端に腹が座るタイプでして。
夫と別れてからは、おう、麻酔でもメスでもなんでもこいや!と開き直りました。
(なんか、優しくしてくれる人がいると脆くなるとか皆さんないです??わたしだけ?)
早速麻酔の準備です。本日担当します、〇〇です。と、麻酔科の医師が挨拶してくれました。
マツエクなっが!!!アイメイク濃っっっ
びっくらこいた。
確かに切開中は麻酔科医は後方に下がっていて、データと睨めっこしてるポジションですけど、手術室にメイクして入っていいんだ?ってびっくりです。どうなの?いいの?まあ、いいんだろうね。
いやあ、いよいよ出産感動のトピックになるところがお笑い要素になってしまった
続きます。
🌀かいマムのかいまわり10月号🌀