どうも〜かいマムです
キリッ
続きいきますね。
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さて、思いつく限りのことはやっているが、回らない長男
29wの検診でも31wの検診でも逆子のままである。34wに予定されている検診で回っていなければ、予定帝王切開の手術予約を取り、術前検査などの予約も取ると医師に言われてしまった...もちろんちょっとスポーツするね、くらいの軽めのノリで
（別に嫌いじゃないですヨ、先生のそのノリ。けど初マタさんにはもうちょっと違うケアが必要だった。）
７年後の今となりましては、アメリカでのワーママも経験し、3人の母となり、下二人で壮絶な出産経験をしましたので、じぇんっじぇんっ、そんなん、もう本当に些細なこと、大丈夫やから、と当時の私に言ってあげたいけれど、初めての妊婦の私は帝王切開になることにひどく傷ついていたのです。
診察室でポロポロっと涙が出てしまい、助産師さん部屋へ新規一名さまご案内、となりました。
この時対応してくださった助産師さんを私は生涯忘れることはありません。
この病院の助産師さん、どの方もスキルが高く、ホスピタリティのある方たちでした、けれど、毎回この人は本心から人に寄り添っているんだな、と、些細な用事でも感心させられるベテラン助産師さんがいらっしゃいまして、その方が話を聞いてくださいました。
助産師さん「お腹切るのが怖いのかな？」
かいマム「いえ、いや怖くないことはないですけど、それは我慢できます。けど、下から、自然に自分の力で産みたいんです....」
ここまで言ったら、それができないんだ、という気持ちが嗚咽と共に込み上げてきてしまって、う、ぐふっ、うぇぇ、とかなり情けないことになってしまいました
助産師さんは優しく背中を撫でてくれました。
助産師さん「私もね、帝王切開で二人産んでるの。だから、かいさんの気持ちわかるよ〜」
かいマム「
」
助産師さん「ふふ、ほら、仕事柄さ、もう絶対下から産みたかったの、私も。なんか助産師なのに自然分娩できないないんて！って変な意地が出てきて。でもね、な〜にやっても回らなくて、外回転術もやってもらったのにダメでさ！私も泣きながら帝王切開になったのよ〜」
うふふ、ってずっとニコニコしながらお話ししてくれます。
助産師さん「そしたらね、エコーでは陰になっていてわからなかったことなんだけれど、首に臍の緒を巻いていたの。多分無理やり自然分娩していたら、赤ちゃんは死んでいたと思う。赤ちゃんにはね、回りたくない理由があって逆子のことも結構あるんだよ。」
かいマム「なんか、こんなの読まなきゃいい、って思っていても、ネットで帝王切開で生まれた子供は忍耐がないとか、帝王切開なんて母親として最初の関門の陣痛をパスして楽していいよね、とかそんなのばっかり読んでしまって....」
助産師さん「そうだよね〜言いたい放題言う人っているよね。顔が見えないのをいいことにネット上に人の悪口を撒き散らすような母親に育てられてる方がよっぽど問題アリ、と、かいさんは思わない？ちなみに親バカかもしれないけど、うちの子たちいい子に育ってますよ〜ふふふふ」
そりゃああ、そうだろう、貴女みたいなお母さんに育てられたらいい子に育つわ！！！
助産師さん「あとね、手術に恐怖心を持たないように、痛みのケアは麻酔でちゃんとやりますからね、って手術予定の皆さんにお伝えするけどね、楽して産むんだ、と思ってるかいさんには特別に教えてあげよう
術後痛、やっっっっっばい痛いから。自然分娩の人の比じゃないよ〜ふふふ。そんな中、赤ちゃんのお世話は問答無用で始まるので、全然楽じゃないからね〜うふふふふ
」
あ、あれ、この白衣の天使、ちょっとSなのかな、ははは。
このお話、もうちょっとだけ続きます。
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