格付け会社の格下げでも特に経済的に心配する必要のない理由 | moltoke_Rumia1pのブログ

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ツイッタ―の経済クラスタの記録。
140字で入りきらない分の考察やら感想、予測などの置場。
それでも今日、リンゴの苗を植えていこうの精神で色々と書いていきます。

コラム:日本格下げ、量的緩和の新時代にはそぐわず | コラム

| Reuters http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN0JG02920141202  


(・ワ・) ロイターがすごいまともな記事を書いてたのでその紹介

になります。格付け会社は基本的に発行された国債は全て投資家

に渡るという想定で格付けしています。


なのですが、この仮定が今では間違ってるわけです。

自国通貨で発行された国債を新規発行分の倍ほども中央銀行が

購入してしまってる状態で国債の需給は引き締まってしまい利率

の上昇も起きず国債価格の下落も起きない状態。


(=w=;) これが対外債務ならこうはいきません。自国通貨の

下落を招き金利は急騰して新規国債の発行は金利の上昇のし

すぎでとても発行できないか、ないしは発行額分の消化が出来

ない状態になるはずです。


借金漬けでも日米は大丈夫-ギリシャが駄目な理由はこれ - Bloomberg http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MELW7G0YHQ0X01.html  


(。Д。) だいぶ昔の記事(2012年)だけど、国債を誰が持っ

てるか?って側面も大事。国外の人々が外貨建て(例えばドル

建て)で持っていればたたき売りになり易い。その結果、資金の

国外流出もすばやく起きる。


(・w・;) 国内保有で自国通貨建てなら?最悪、通貨発行で消せ

てしまうので債務不履行にはならないものです。インフレにはなる

だろうけどね。


で、日本の現状はまだまだインフレには程遠い環境。


(=w=;) つまりは今、格付け会社の言い出す財政再建化路線

なんて気にしてはいけないわけです。景気回復の最中に増税したら

今年の4月みたいに風邪がぶり返すように景気悪くなります。


せっかくの金融緩和も、財政再建のため緊縮財政をやってしまうと

政府部門の需要が減ってしまい景気回復効果は薄れてしまいます。

なので、現在の金融緩和が続いてる限り格下げなんて無視しても

結構。


(。Д。;) そもそも論として、日本の政府債務は国際金融の手助けを

借りる必要なんてないものですしね。


選挙前に格付け会社の格下げがーとか、国際的な信用がーって喚く

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