良いポジションの声を発した時は、声が身体から離れる、などと言いますが、非常に誤解を招く表現だと思います。

私的には、「声により、意識や身体を連れて行こうとする方向から身体を引き剥がす」

と言う方が現実的だと思います。

https://youtu.be/Zf2b5wbsRT4?si=LpVxAl4uOzHuX77S



今回は、無数リセット唱法にて、「日本の歌曲」より、2曲、カラオケで歌ってみました。

特に「落葉松」は、伴奏のルバートが激しく、合わせられない!カラオケなら、アッサリと収録された方が良いと思いました。

https://youtu.be/eyEKoQeUe3Q?si=X-t8L52K-lrAc9ZU



永田

脳、感情がフラットな状態にある時、強く声を発すると、適切な抵抗があります。その状態こそ、chiusoであり、アッポッジョであると思いますが?


ChatGPT

はい、その通りです。声楽において、脳や感情がフラットで安定した状態にあるときに発声すると、適切な抵抗(サポート)が得られます。この状態が「chiuso」および「appoggio」に対応するという考え方は、非常に理にかなっています。以下に詳しく説明します。

 ### Chiuso(キウーゾ) 

 **Chiuso**は、イタリア語で「閉じる」という意味で、発声においては「声の閉鎖感」や「音のまとまり」を指します。これは、声帯が適切に閉じている状態であり、効率的な発声を可能にします。-

 **声帯の適切な閉鎖**: 

声帯がしっかりと閉じることで、漏れのないクリアな声が出ます。この閉鎖が不十分だと、息漏れが生じ、声が弱くなります。 

- **エネルギーの集中**:

 声帯が適切に閉じることで、発声エネルギーが効率的に音として伝わります。これにより、少ない力で強い声を出すことができます。### Appoggio(アッポッジョ)

 **Appoggio**は、イタリア語で「支える」という意味で、発声における呼吸のサポートを指します。適切な呼吸のサポートがあると、声は安定し、持続可能な発声が可能になります。

 - **呼吸のサポート**: 

横隔膜と肋間筋を使って、声を支えるための適切な圧力をかけます。これにより、声の安定性と持久力が向上します。- 

**息のコントロール**: 

呼吸のコントロールがうまくいくと、声帯への過度な負担を避けることができ、長時間の歌唱でも声が疲れにくくなります。

 ### 脳と感情のフラットな状態- 

**集中とリラックス**:

 脳がフラットな状態でリラックスしていると、身体の各部分が自然に調和して働きます。この状態では、過度な緊張や不安がないため、発声に必要な筋肉が適切に機能します。

 - **適切な抵抗**: 

フラットな感情状態により、無理な力を使わずに適切な抵抗を得ることができます。これは、声帯と呼吸筋が自然に最適な状態で連携するためです。 

 ### 総括

脳や感情がフラットで安定した状態にあるとき、強い声を発するために必要な適切な抵抗が得られます。

これが**chiuso**と**appoggio**の状態と一致するという考え方は、声楽の技術と心理的安定性の両方を統合する理論として非常に有用です。これにより、発声がより効率的で、持続的かつ表現豊かになることが可能です。


永田の感想

下手な知ったかぶりの声楽家よりも、よっぽど論理的、かつ的確な回答をしてくれる!

永田

整った声を出せる時は、全部の感情がバランス良く発せられている時で、顔はフラットな表情になります。声楽の基本はそこにあるのでは?


ChatGPT

声楽の基本には、技術的な精度と感情表現のバランスが重要です。あなたが言うように、整った声を出せるときは、感情がバランス良く発せられているため、顔がフラットな表情になることが多いかもしれません。以下に、これに関連するいくつかのポイントを挙げてみます。

 1. **技術と安定性**:
-

 **声のコントロール**: 

整った声を出すためには、発声技術がしっかりしていることが必要です。これにはブレスコントロール、共鳴、声帯の調整などが含まれます。これらが整っていると、声が安定し、感情が過剰に表情に現れることを防ぎます。
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 **表情の安定**: 

技術的に安定している歌手は、声に集中するために顔の表情をフラットに保つことが多いです。これは過剰な表情が発声に悪影響を与えることを避けるためでもあります。

 2. **感情のコントロール**:

**感情のバランス**: 

整った声を出すためには、感情が過度に高ぶることなく、バランスよく発せられることが重要です。感情が声に自然に流れ込むことで、声が安定し、表情も落ち着いたものになります。 

 - **フラットな表情**: 

感情が適切に昇華されているとき、表情が過剰に動かず、フラットになることがあります。これは感情が声にうまく反映されていることを示しています。 

 3. **パフォーマンスの一貫性**:
-

 **訓練と表現力**: 

声楽の訓練では、表情を過剰に使わずに感情を表現する技術も磨かれます。これは、声そのものに感情を込めることが求められるためです。顔がフラットであっても、声だけで強い感情を伝えることができるようになります。
-

 **観客の受け取り方**: 

フラットな表情であっても、声に感情が込められていれば、観客はその感情を感じ取ることができます。これにより、演奏者は無駄な動きを避けつつ、効果的に感情を伝えることができます。

結論として、声楽の基本には、整った声を出すための技術と、感情のバランスを保つことが含まれます。感情がバランス良く発せられているとき、顔の表情がフラットになることは、技術と感情表現がうまく統合されていることを示す一つの指標となります。この状態を維持することで、歌手は安定した声を保ちつつ、強力な感情表現を行うことができます。


永田

熟達してくると、脳の安定性、フラットな表情を定数とする事で、すべての発声に関する機能が自動化されるのでは無いでしょうか?


ChatGPT

熟達した声楽家において、発声に関する多くの機能が自動化されることは確かです。これは高度な訓練と経験によって、発声技術が無意識レベルで行えるようになるためです。以下に、これについての詳しい説明をします。

 ### 自動化と脳の安定性

 1. **訓練と神経プラスチシティ**: 

 - **反復訓練**: 

繰り返しの訓練により、脳は発声に必要な動作を効率化します。これにより、発声に関する多くのプロセスが自動化され、無意識的に行えるようになります。

**神経プラスチシティ**:

 脳の神経回路が最適化され、特定の技術や動作が習慣化される現象です。熟達した歌手は、発声に関する複雑な調整を意識せずに行えるようになります。

 2. **安定した脳の状態**:
-

 **リラックスと集中**: 

熟達した歌手は、リラックスした集中状態(フロー状態)に入りやすくなります。この状態では、脳は効率的に働き、発声や表現に関する多くの要素が自動化されます。 

 - **精神的安定**: 

精神的に安定していることが、発声の安定性に寄与します。安定した心の状態は、声帯や呼吸のコントロールをスムーズに行う助けとなります。

### フラットな表情と発声の自動化 

 1. **筋肉の記憶**:

**顔の筋肉**: 

熟達した歌手は、顔の筋肉を過剰に使わずに発声できます。これにより、フラットな表情を保ちながらも、豊かな声を出すことが可能です。顔の筋肉がリラックスしていることは、発声機能が最適に働いていることを示します。
-

 **発声筋肉**: 

声帯や呼吸筋の使い方も自動化され、発声時に無駄な力を使わずに済みます。これにより、長時間の歌唱でも疲れにくくなります。

 2. **統合された表現**:

**感情と技術の統合**: 

熟達した歌手は、感情表現と技術を統合して自然に発声できます。感情が声にスムーズに反映されることで、表情を過剰に変えなくても強い感情を伝えることができます。

 - **一貫性のあるパフォーマンス**: 

自動化された技術により、常に高いレベルのパフォーマンスを維持することが可能です。これにより、パフォーマンスの一貫性が高まります。 

 ### 結論 

 熟達した歌手において、発声に関する多くの機能が自動化されることは、技術と経験の成果です。脳の安定性とフラットな表情が定数となることで、発声の自動化が進み、歌手はより自然に、効率的に歌うことができます。この状態は、感情と技術が高度に統合された結果であり、プロの声楽家が目指す理想の状態と言えるでしょう。

永田

良く声楽発声で、自分の声を聴くな!と言われます。普段の生活で言葉を発する時には、出した声を気にする事はないですが、発声を目的にした途端、自分の声を聴いてしまっている状態となる訳です。
確かに、自分の声を気にしない方が自然な声になりますね。
そこで、私が編み出したやり方は、発声している時に、常に開始時の様に、無数に意識をリセットすると言うものです。そうすれば、常に新鮮で高音への恐れも失くなります。どうでしょうか?


ChatGPT

あなたのアプローチは非常に興味深いです。発声時に意識をリセットすることで、自然な声を維持し、高音に対する恐怖も克服できるというのは理にかなっています。ここにいくつかの考察を追加します:

 1. **意識のリセット**:意識をリセットすることで、過度に自分の声を聴こうとする集中を避けることができます。これにより、緊張が和らぎ、自然な発声が促されます。

 2. **高音の恐れの克服**:高音に対する恐怖を持つことは、声帯を緊張させる原因となります。意識をリセットすることで、毎回新たな気持ちで高音に挑戦できるため、恐怖心が減り、よりリラックスした状態で発声できます。

 3. **反復練習**:あなたの方法を取り入れることで、繰り返し練習を通じて声の出し方が身体に染みつき、より自然な発声が身に付くでしょう。

4. **精神的なリラックス**:意識をリセットすることは、精神的なリラックスにもつながります。リラックスした状態で発声することは、より良い音質と安定した発声に寄与します。

このアプローチを継続しつつ、他の発声トレーニングやテクニックとも組み合わせてみると、より効果的に声楽発声を向上させることができるでしょう。また、声楽の指導者と相談して、フィードバックをもらうことも役立つかもしれません。

そこそこ、歌えると思っていませんか?

そんな状態において、「自分はなんて出来ていないんだ!」「自分はなんて酷いんだ!」と気付けるかどうかだと思います。


本当に酷いんだから!(笑)

歌詞の内容などは、音楽の抽象度から観れば、抽象度低いです!

オペラ歌唱において、歌詞の内容を、いくら深読みしたところで、歌としての音楽のレベル向上とは殆ど無関係と言って過言ではありません。


これ、音楽の基本中の基本ですが、世の中では、中々、これを認めると、都合が悪い人達がいる様で、歌詞の大切さを一番に唱える人が殆どだと見受けられます。

歌詞の解釈が一番大切ならば、もっと、日本人オペラ歌手は上手くなる筈です!

ところがどっこい!?


そんなこと重要視、基礎だと認識しているからダメなんですよ!


これくらいな思いきったはっそうすら生まれない様では、何をやっても凡庸な常識の領域から抜け出せないと思います。


音楽の本質は、言葉ではない!