PCRは保険適用になったとはいえ、保険で検査するには条件が設けられていることをご存じない方はまだまだ多い。
また公費になるのは感染確定の患者さんに関する医療費と外来での検査(のみは条件を満たしていれば疑いでもOK)、あとは出来高算定病院のみです。
包括(まるめ)請求の病院に感染疑いの入院患者さんがいたら、実は病院持ちという罠。
お金の問題は度外視して、もはや必要ならやるしかないわけですが、院内感染防ぐための院内での積極的な検査はあかんというメッセージなのかしら。それとも病院なら感染対策はバッチリのはず!な盲信なのか、単にそんなところまで考えが及ばなかっただけなのか。
制度設計ってさりげなく思想が現れがちなので、つい穿ったことを考えてしまう。