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私はまかり間違っても幼少期より英才教育を受けたわけでもなく、サラブレットでもなく、とりあえず好きだからピアノを続けた・・・というようなものですが、昔々ある言葉にとても感銘を受けた事がありました。

それは、祖父が(現在92歳)80歳を過ぎてから趣味で声楽のベルカント唱法を学び、合唱団にも入り、とにかく歌が好きで最終的にシャンソンの世界に魅せられ、88歳でリサイタルをして、CDまで発売してしまったのです!!!笑

音楽大学も出ずにただひたすら好きだから、というので。しかも80歳を過ぎてから!

それだけでも凄いと思うのに、祖父が私が若いころ、演奏活動を頑張っていた時に言ってくれた言葉。

「自分自身がその曲に感動していなかったら、お客さん感動しないからねぇ」

って言われて、、ハッ!!とした事があったのです。練習だけに気を取られ、ステージでの演奏のプレッシャーがかかり、自分がその音楽そのものに心から寄りそい、感動する事を忘れていた時に言われたのでした。それ以来、私は作曲者の真意に寄りそい、感動出来るまで(理解し、寄りそうまで)弾かないようにしています。

同じ台詞を言った偉大な音楽家がいました。




この方です。
C.P.Eバッハ(J.Sバッハの次男)

「音楽家は、自分自身が感動しなければ、聴き手を感動させることはできない。」

これを知ったのはほんの数年前でした。
祖父は、音楽家なんてほど遠い人でしたが、真理の奥底では繋がっているんだなぁ・・・と思いました。そして、祖父すごい!!!と100%尊敬の念になりました。それまで、趣味でシャンソンなんて・・・と少し遠い目で見ていた自分を恥じました(-"-) 

私は今思います。私が音楽を愛する心や、思いはきっと祖父から受け継いでいるんだろうな、なんて。なかなか言えた言葉じゃないと思います。

音楽家の残した曲もそうですが、言葉というものは素晴らしい遺産でもあると思うのです。格言集なるものがあったので、ふと手にとって読んだものでしたが心を打たれたものです。

自分の演奏が劇的に変わるほどの影響を受けるものです。ぜひとも、自分の関わる作曲家だけでも作曲家という人間自体を知り其の当時の生活環境や文化を知り、その上で演奏をしてみてください。どう表現したかったのか、霧が晴れるかのようにパぁーっと答えが見えて来ます。