犬の歌が聞こえる
お風呂場で湯に浸かっていたとき
浴槽の水辺で小さな虫が身の半分を
湯に浸らせてしまっていました。
気紛れにその虫を摘んで
湯のない所に移動させました。
虫の立場から見て
それが良かったのか悪かったのか
今となってはわかりません。
湯のない所で楽になったのか、
それとも湯に濡れた息も絶え絶えの体で
長い苦しみを感じることになってしまったのか。
ひとつ言えるのは、
相手が蚊やゴキブリであれば
こんなことはしなかったろうということです。
勝手な人間だね。
虫に感情があるのか痛覚があるのか
素人の自分にはよくわからないけれど
犬や猫にそれらがあるだろうことは察せられます。
いわんや人間をや。
(抑揚形)
自分は「生まれ変わり」というものが
あるんじゃないかなあと思っている立場ですが、
それゆえに何となく世界の構成に理由を感じ
それゆえに「犬にも犬の輪廻転生があるんじゃないの?」と
何となく感じていたりします。
少なくとも生まれた理由があると感じています。
我が家ではシェルティのラン(♂:哲学者)とクウ(♂:甘え野武士)が
家族になってくれました。
自分は周囲の方々に生きる力を頂いていますが、
それだけでなく
ランやクウからも生きる力を頂いているのだと思います。
ランやクウがいたからここまで生きてこれたのだと思います。
ありがとう。
ついこの間
久々に
大きな虹を見たよ。