「巣立ちの歌」 | ユークリッド空間の音

「巣立ちの歌」

「花の色 雲の影

 なつかしい あの思い出

 過ぎし日の 窓に残して

 巣立ちゆく 今日の別れ」

 

 巣立ちの歌(岩河三郎)

 

小学校3、4年のときに

「翼をください」をはじめて聴いて

涙が出たのを憶えています。

音楽を聴いて涙が出るということを

一番最初に経験したのがこのときだと思う。

 

 

一応昔から音楽は好きで

1、2歳の頃に歌を歌っていたのを

親がカセットテープに録音していて

よく聞かされました。

隣にはピアノ・声楽の先生が住んでいらっしゃいますが

小さいのに音程がしっかりしていて

えらく褒められたとのことです。

 

小学校では音楽の先生に「綺麗なボーイソプラノ」と言われたり

まあ好きだったんでしょうね。

 

音楽で涙が出るのは

大切な授かりものなのかもしれない。

 

 

小学校ではもう1曲、

「巣立ちの歌」を聴いて泣きました。

卒業ソングの定番です。

 

かなり主観的な思いですが

盛り上がりが短調になるのが良いです。

「仰げば尊し」「大地讃頌」など名曲は多々ありますが

自分の中で音運びの妙は

この曲が一番なんじゃあないかと思います。

 

ちなみにわたしの学年では

卒業式での歌が「さよなら友よ」に変更となり、

「巣立ちの歌」を公式に歌ったことはなかったりします。

 

 

もう3月ですね。

 

 

「いざさらば さらば先生

 いざさらば さらば友よ

 美しい 明日の日のため」