「流れ星の正体」――aurora arc―― | ユークリッド空間の音

「流れ星の正体」――aurora arc――

「誰かの胸の夜の空に 伝えたい気持ちが生まれたら

 生まれた証の尾を引いて 伝えたい誰かの空へ向かう」

 

 流れ星の正体(BUMP OF CHICKEN)

 

結構有名な(?)性格診断にて

自分は「INFP」であるらしいです。

 

正式な診断ではないけれど

調べていくともうそれが図星図星の連続だったので

たぶん間違いないと思う。

 

I:内向的(⇔E:外交的)

N:直感的(⇔S:感覚的)

F:感情的(⇔T思考的)

P:柔軟的(⇔J:規律的)

 

 

曰く、「もっとも生きにくい性格」だとか。

生涯年収ももっとも低いというデータがあるようです。

理想主義的だけど繊細過ぎて

哲学的な思索にエネルギーを費やしがちで

客観的な考え方が苦手らしいです。

 

自分に関して言えば

繊細かどうかはわかりませんが

「会社で仕事がこなせる人が凄いなあ」

と常々思っていたりします。

当たり前のことができません。

 

 

でも長所もあるようで

本質を見抜くのが速いとか

本心を見抜くとか

自ら学ぶとか。

 

自分がしっくりくるのは

・可能性の追求

・この世界に対する驚き・不思議・畏敬の念を持つこと

かもしれません。

 

INFP抜きにして自分は弱い生き物だけど

INFPの良さがあるのなら大切にするよ!

 

 

 

 

好きなお話のひとつに

「さくらのさくひ」(矢崎節夫著)

があります。

 

もぐらの友達の桜がある年花を咲かせず、

もぐらは桜の役に立とうとする、というお話。

 

結末の詳細は書きませんが、

その年に桜が咲いた理由を、

他のみんなは知りません。たぶん。

 

 

 

 

 

「時間と距離を飛び越えて 君のその手からここまで来た

 紙に書かれた文字の言葉は 音を立てないで響く声

 そうやって呼んでくれただろう 見上げればちゃんと聴こえたよ

 僕の上にも届いたように 君の空まで届いてほしい

 

 せめて君に見えるくらいには輝いてほしい

 流れ星の正体を僕らは知っている」

 

 

 

わたし自身は2年前の豪雨災害で

水の通らなくなった家を目の当たりにしました。

そのときに思ったのが

自分の知らない誰かが水道を整備し管理しているんだということ。

自分の知らない誰かがその設備を作っているということ。

自分の知らない誰かが水道復旧に尽力していたということ。

自分ひとりだけでは生きていけないということ。

そんな当たり前のことに思い至っていなかったということ。

今もその思いは生半可未満であろうということ。

 

 

今まで出会ってきた方々に対して

わたし自身は迷惑をかけてばかりで

合わせる顔がありません。

ただ、昨今のような日々の中で

「あの方は元気でいるだろうか」とか

「無事にいるだろうか」とか

そういう思が増したりしています。

 

本当にメールを送ろうかと思いましたが

どうしてもできませんでした。

この辺り、本当に弱い生き物です。

 

このブログでも結構勝手に書き散らして

ブログそのものが恥なのではと思うことがあります。

 

ただ、ひとりじゃ迷惑をかけられないし

ひとりじゃ恥をかくこともない。

 

本当によくしていただいた先輩・友人・後輩がおり、

本文を読んでいただいているみなさまがいらっしゃることは

紛れもない事実です。

 

本文をここまで書くのにかなり考えて推敲したことも

事実かもしれない。

 

合わせる顔はないけれど

ここに書けるのなら書きます。

 

 

 

 

 

 

流れ星の正体が人を想う心だなんて素敵。

世界の不思議、

もっと想像しないと。

伝える手段、

もしもできたら創造しないと。

 

ドラクエ4で思った「肉は光、闇は光である」こと

FF9で思った「自分の死後も世界は続く」こと

大神で思った「太陽が昇るのは当たり前ではない」こと

ロックマン9で思った「ロボットは生きている」こと

こんなことも

もっと見つけていきたい。

 

世界に畏怖を抱いたら

世界と共に可能性を見つけていきたい。

 

 

 

 

 

これを書くのにも

勇気が要りました。

(何度か推敲した)

 

 

 

曲は夜の空を思わせるように

静かに始まります。

最後の転調からは

様々な流れ星が輝きをどんどん増していくかのよう。

 

 

 

 

 

「太陽が忘れた路地裏に 心を殺した教室の窓に

 逃げ込んだ毛布の内側に 全ての力で輝け 流れ星

 

 お互いに あの頃と違っていても 必ず探し出せる 僕らには関係ない事

 飛んでいけ 君の空まで 生まれた全ての力で輝け」