のだめと | ユークリッド空間の音

のだめと

年末年始にかけて

「のだめカンタービレ」のアニメをしていた。

面白くて見入ってしまいました。


ということで「のだめ」で年越しです。

あけましておめでとうございます。


凄いよ。

アニメでフル回転のクラシックが聴ける。

しかも指使いとか曲に合わせて

アニメーションを製作している。



未練の残るのだめに一時の別れを告げて

初詣へ。

このところ毎年

元旦の午前中に氏神様にお参りすることにしている。


「初詣」の「詣(もうで)」は

古文では重要語句の「詣づ/参づ(まうづ)」のもとになっている。

謙譲の敬語動詞で「参る、お参りする」の意味。

現在でも使う「参る」のイメージを重ねると憶えやすい。


関連語で「罷る(まかる)」がある。

こちらは「退出する、去る」の謙譲の敬語動詞。


「まうづ」と「まかる」は

英語のcomeとgoに対応しているのかな?



出かける前にお賽銭用の硬貨を確かめたら

財布には五円玉が5つあった。

今年は進路を考える生徒さまが4名。

その合格祈願と

自分のぶんを合わせるとちょうどになる。


「うわー、25円ある。

 二重のご縁やー」


とこじつけてみた。



玄関を出ると寒い。

未舗装の道の窪みには氷が張っている。

月がとても明るくて

街灯もないのに家々の影が

くっきりと地面に映っていた。



お参りをし、おみくじを引く。

今年は末吉。


ちなみに「おみくじをひく」の「ひく」は

英語では「draw」という言葉を使うらしい。

この字は意味が多く、

「描く」なんてものもあるけれど

これは「線を引く」という塩梅で

どうやら「引く」という動作が当てはまるものに

広く使われているようだ。



帰ったらクウ(シェルティ、♂、さみしがり)が

玄関に迎えに出てくれた。

ずっと眠っていたのに

今にも閉じそうな眼をほちほちとさせながら

尻尾を振ってくれる。



というわけで「のだめ」の続きを観る。

このせいなのか、ちょっと目が疲れて

今日のおしごとは少ししんどかった。