侮れない常用漢字 | ユークリッド空間の音

侮れない常用漢字

常用漢字は中学校卒業までに学習する。



ということだったように記憶している。





中には驚く読み方をする漢字がある。






精げる(しらげる)


この日本語自体、はじめて知ったよ。

精米の和語という感じだそうな。

細工物を磨いて仕上げるときにも使うらしい。





中たる(あたる)


「当たる」とほぼ同義。

中毒とか命中とかイメージするとしっくりくる。

音楽家に中村中(なかむらあたる)氏とおっしゃるかたが

いたはず。





縛める(いましめる)


物理的な束縛というイメージかな。





被ける(かずける)


古文で「かづく」という単語が出てくる。

四段活用の「かづく」   :かぶる、もらう

下二段活用の「かづく」:かぶせる、与える

関連がありそう。

被せる(かぶせる)とイメージが被る(かぶる)。





放る(ひる)


何をひるのかはとても言えない。





盟う(ちかう)


部首が皿だ。

皿に載った生贄を互いに啜って

盟いをたてたことからきたらしい。





離る(かる)


これも古文でよく出てくる。

和歌では「枯る(かる)」との掛詞で頻出。

昔からこのたぐいの遊びは人気があったみたい。





立(リットル)


単位は訓読みでもカタカナなのか……。





欄(おばしま)


なに? おばしまって?

辞書を引くと

「手摺り・欄干」だそうだ。


……。


ワンダフル。