わたしにとっての漢検1 | ユークリッド空間の音

わたしにとっての漢検1

小さな頃から漢字は好きだった。

理由は分からない。

祖父の影響ということは確かである。


楽しいのかな。



上級の漢字検定では

熟語の読みがマニアックになってくる。

広辞苑にないものも多い。


それよりも訓読みや字義で学ぶことが多い。

知らない日本語に出会うことがあり、

日本語や日本文化(それは中国にも通じているだろうけど)を

認識させられる。


(たるき):屋根の裏板または木舞を支えるために、

        棟から軒に渡す材。(広辞苑)

        (re.音読み:「テン」)

(もっこ):藁筵または藁縄を網状に編んだものの四隅に吊紐をつけ、

        土芥・肥料・農産物などを盛って運ぶ用具。(広辞苑)

        (re.音読み:「ホン」、字義含む訓読み:「もっこ」「ふいご」)


などなど。

日本建築や手回り品の名称ではっとさせられる。

普段、小説などで、雰囲気で読んでいる細部を

改めて視覚的に捉えられる。




また、「たるき」の例でいくと


棰・桷・椽


は全部「たるき」と読むらしい。

「棰」は、本来「むち」などの字義があったようだが、

日本では「垂木」から使用されるようになったらしい。

また、「桷」は四角い木材のたるき、

「椽」は丸い木材のたるきと、

字ひとつで形状まで使い分けられている。


現在の文章でお目にかかることは稀だが

日常の景色が少し温かくなってくる。