「飴玉の唄」――orbital period――
「僕は君を 信じたから もう裏切られる事はない
だってもし裏切られても それが解らないから」
最近ずっと聴いている。
いなくなった誰かのことを思い出す。
信じたり裏切ったりってどんなことだろうと
改めて思うと、
少し迷う。
わたしは信じられるに値しない生き物だけど、
わたしの心に生じた存在を信じたいと思ってる。
「僕は 君と僕の事を ずっと思い出す事はない
だってさよならしないなら 思い出にならないから」
いなくなっても忘れられないけど、
それは一緒にいた事実があったから。
わたし自身過ちの塊で
その道を歩きかけたことがあったけど、
自分で死を選ぶことって、
もう取り返しのつかない裏切りになるんじゃないかって思った。
居続けることを願うのが世界なんだよな……。
「信じられている」って、本当に羨ましい。