行列の出来る理髪店 | ユークリッド空間の音

行列の出来る理髪店

散髪に行ってきました。

今回、横の長さはそのままで、

前と襟足を切って貰いました。

ちょっとした遊びです(「堕天使のTactics」参照)。


最近行っている理容室は、

おばちゃんと、その息子さんと思われるお兄ちゃんが働いてます。

どうやら、お兄ちゃんはまだまだ修行中の模様。

今日は、私の前髪を短くし過ぎてしまいました。

「お詫びに」ということで、料金を2000円→1500円にして頂きました。


欠点だらけの私の唯一の長所は、

「大らか」ということ。

笑って済ませようとしましたが、

折角のご厚意なので有難く受け取りました。

まあ、前髪が伸びる頃には、横髪も良い具合になるでしょう。


「己の非」を自分で理解しているのなら、

時間と努力が問題を解決してくれます。

誰でも、何事にも、初心者の時代があります。

私が階段の一段を担ったのだと考えれば、安いもの。


まあ、反論は色々あるでしょうけど。


おばちゃんは「また来てね」と言ってくれたので、

今度はお兄ちゃんの腕の上がり具合に期待したいです。


自分が自分の道を模索することは大変ですが、

他人のそれを見極めるのも、とれも難しいですね。

ある分野で技術・知識が秀でている。

そこには、後継者を育てる権利と義務が生じます。

経験を共有する。

それをどう与えるか・扱うかはその人次第。

前ばかりを見ていては駄目。

後ろを見る必要もある。

前にも後ろにも人はいる。

人間って難しい。


私は後ろにいる人がいないので、

当分は皆さんの背中を追いかけていくことにします。