センター試験 2018 化学 解説 第2問

第２問

問１　　②

　　ヘスの法則ですよ。今回は、

　　Q＝①＋③－②　なので、、　-716 kJ です。

問２　　③

　　体積一定で、濃度を2倍にすると、、　（体積をVとする）

　　・速度は増加します!!　速度式より、速度は各反応物の濃度に比例になってます。

　　・生成物の量は、、　A＋B→C　は不可逆反応です!!

　　　また、反応量比＝係数比であり、今回は１：１なので、、

　　　A，Bの水溶液をV Lずつ使用したとすると、（全液量は２V L）

　　以下のように表すことができます。

　　　　　　　A   ＋   B     →    C

           初  0.08V     0.04V

          反　0.04V     0.04V      0.04V　　（係数比！！）

　 　　後　0.04V　 　0　     　0.04V

　　　問題は、Cのモル濃度なので、、　

       0.04V / 2V =0.02　となります。　

　　　感想：平衡の問題と思った人は悩んだよね。。(´Д｀;)　

問３

　　a　④

　　溶液中のイオンが，BaSO4 が沈殿して減っていくため、電気伝導度は

　　減少していきます。

　　そして，中和点でイオン量（電気伝導度）が最小になり、その後は、

　　過剰に加えられた希硫酸のイオンにより、電気伝導性が増加します。

　　グラフでよく見る問題ですね。

 　 b　②

　　これは、中和の　「H＋ mol = OH- mol」より求められます。

　　水酸化バリウムの濃度をAmol/Lとすると、

　　　A×50/1000×2　＝　0.1×25/1000×2

　　　A＝0.05 mol/L

問４　　②

　　・A(アンペア)×秒＝C(クーロン)

　　・電子１molで96500C

　　・メタノール：電子＝１：６　　なので、、、

　　0.3×19300/96500×1/6＝0.01　　となります。(＾－＾)

問５　　⑤

　　求めたい式は、

　　K_b＝[NH₄⁺][OH^-]/[NH₃]なので、、

　　Ka＝[H⁺][NH₃]/[NH₄⁺]

K_w＝[H⁺][OH^-]　より、、　　

K_b＝K_w/K_aとなります！！

難しい計算は無かったですが、、

問2や問5でとまどった受験生が多かったかもしれませんね。

個人的には、、

気体の分子量の計算がくると期待してたのになぁ。。。

お粗末さまでした。