こんにちは![]()
今回は子供の頃に見たUFOについてお話ししたいと思います。
むか〜し、むかし、mollyという女の子がおりました。
まだmollyが小学生だったある日のこと、お友達のミキティをお家に呼んで遊ぶことになりました🏠
あっという間に時間はすぎ、気づけばもう夕方です。
ミキティのお家は遠かったので、mollyのお母さんは車で送ってあげることにしました。
もちろんmollyも一緒です。
ミキティを送る道すがら、車の中から空を見上げたmollyが何かに気づきました。
あれ、なんだろう…。
お空に白いものがいくつか浮かんでいるのです。
おかしいな、ぜんぜん動かない…。
真ん中に、白い色の、フリーザポット(ドラゴンボールのフリーザが乗ってるやつ)みたいな形の物体があって…。
その周りを囲うように三つ足の…風力タービンみたいな形の白い物体がたくさん。
飛行機やヘリコプターなら右や左に動くはずなのに…。
その白い物体たちは動きもせず、音もたてず、ただただその場に浮かんでいるのです![]()
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「ねぇ、ミキティ、あれ見て。なんか浮いてる。UFOかなぁ?」
「あ、ほんとだ! なにあれ…?」![]()
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ミキティもふしぎそうにじっと見つめています。
「ねぇ、お母さん! あれ見て! UFOだよ
」こうふんしてmollyが言いました![]()
するとお母さんは、そちらの方に目もくれず言いました。
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「そんなもん、あるわけないだろっ![]()
」
うおっ…![]()

mollyはお母さんのけんまくにおどろきました。
「だ、だって…ほら! あれ! 見てみてよ!」
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「ないない
そんなのはっ
」
何という圧… ![]()
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ちらっと見てくれてもいいのに…。
見た者が「ある」と言っているのに、見ようともしない者が「ない」と言うのはおかしなことだと思いましたが、いくら言っても聞いてくれないので、mollyはあきらめてしまいました![]()
お母さんも、夕食作りか何かのことで頭がいっぱいだったのでしょう![]()
しかたなくmollyは白い物体たちをながめ、車から見える間中、何度も何度もその数を数えました。
真ん中に1個でしょ。
その周りに三つ足が1、2、3……13個。
やっぱり13か…。
13は…………ちゅうとはんぱだなぁ…、もっとこう、10とか、せめて15とか、きりのいい数字にしてくれないとぉ…。(わがまま言うな)
まん中の1個を足しても14だし……引いても12だし…。(なぜ引いた)
きりの悪い数字にヤキモキしながら、mollyは何度も数えてみました。
mollyが何度数えてみたところで、真ん中に一機、その周りに13機の白い物体が、いつまでもいつまでも浮いていましたとさ…。
おしまい

