今日は、インドネシアの豆腐についてです。
Molly's roomに立ち寄ってくださってありがとうございます。
40代中盤から英語学習を始めた現在50代の私。
そして、現在退職して海外放浪中。
ここでは、そんな私が「へ~ぇ」と感じた日々の「あれこれ」」を綴っています。
インドネシアには、豆腐を使った料理が沢山あります。
豆腐は日本の十八番だと思っていましたが、どうやら勘違いだったようで。
豆腐は、現地語で「タフ」と言うのですが、
スーパーマーットの一角には、ところ狭しといろいろな種類のタフがあり、にぎやかです。
厚揚げも、形が四角や三角、中に魚のすり身が入ったものなど、多岐にわたっているんですよ。
私は、甘辛く煮詰めた厚揚げ煮が好きなので、よく買ってきて煮付けています。
ただ、日本の豆腐とは違い、インドネシアでは酢を凝固剤として使うため、酸っぱい匂いがします。
ちなみに、ジャカルタでも、日本製と同じような豆腐を買うことはできます。
レア品ですが、冷奴でも食べられるんですよ、すごいですよね。
さて、本題です。
3ヵ月程前、思いたって初めてインドネシア製法の豆腐を買ってみました。
冷ややっこ用の豆腐でないと生食はできないので、湯豆腐にすることに。
多少の匂いならどうにかなるでしょうから、初心者としては、まぁまぁなチョイスかと。
私がかった豆腐のパッケージは、日本のそれと同じタイプで、早速、豆腐の蓋を開けてみました。
すると、ぷ~ぅんと、すっぱい匂いが。酢酸を思わせる匂いにびっくり。
豆腐も表面も薄桃色の粘液に覆われていて、ねっとり。
私はインドネシア製法の豆腐を食べたことがないですから、これが正規品なのかさっぱり分からず。
湯豆腐ならお湯で煮るし、食あたりはしないだろう、と、思い切って食べることにしたのですが。。
でも、でも、でも。
動物の本能が「腐っているよ、腐っているよ」と赤信号をだしてきます。
私の両親は戦中生まれだったせいか、食べものが腐っているかどうかの見極め達者でした。
私は、小さい頃からそれを教えられてきたので、免許皆伝。
どんなときに、商品のラベルの消費期限より、自分の鼻と目を当てにするんです。
その私の鼻と目が、危ないと言っています。
スーパー売っているのが腐っているわけはないはず、とは思いつつ、結局、処分することにしました。
あ~ぁ、もったいない。
そして、昨日です。
もう一度、同じ豆腐を買って蓋を開けてみました。
だって、ずっと気になっていたんです。あれが、本当にインドネシアで食べられている豆腐なのかどうかが。
すると、どうでしょう。
確かにほんのりすっぱり匂いはしますが、気になるほどではありません。
液体もぬるぬるしていないし、色も馴染み深い明るいベージュです。
おーーーーーーーーーーーーーーーーっ。
と思いましたね、本当に。
この、おーーーーっは、自分に対する自画自賛です(笑)
だって、これが正規品なら、以前の購入品は腐っていた豆腐だったわけで。
それを見極めれらた「この鼻と目」をほめたくもなるじゃないですか。
もし、あれを食べていたら、とんでもないことになっていたはず。
異国の地で入院なんてなってたら、ホラーです。
やっぱり、頼りの綱は、自分の「動物として勘」と「日々の訓練?!」。
それにしても、何事も鵜呑みにしちゃだめですねぇ。
学び多き、インドネシアの腐った豆腐事件でした。
Bye for now